昭和の夏、平成の夏。
2017年6月7日
夏が近づいてきました。
うちは山間の典型的な田舎で、カエルの鳴き声、街灯に集まる蛾や蜂や、たまにカブトムシ。
畑にはキュウリやトマトとか、田舎の風景がそのまま具現化された生活の中で育ちました。
街で育った人がネオンや雑踏、車の音があたり前のように、
草や木々、虫や土、雨上がりの草木の匂いが無ければ自分は弱ってしまいます。
たまに友達の家に泊まった時とかには、電車の音、車の音、人の声にすぐに反応してしまい、なかなか寝れません。
たまの休みにネコと散歩して昔、夏休みの朝ラヂヲ体操した場所まで歩いて行くと懐かしい思い出が甦ります。
体操の後、ハンコもらわないと夏休み明けに先生に怒られるのは何故だったんでしょう?
朝、友達と集合場所にあるなんかの木にいるカブトムシ、クワガタ捕って体操してまた捕って。
懐かしい、ただただあの頃に戻りたい。
あれから何年経ったか・・・、今、会社で朝にラヂヲ体操やってます。
あの頃友達と体ひねったり、そらしたりするたびふざけて「ゥアァァァ」とか「ゥエェェェェ」とか奇声上げて喜んでましたけど、今会社で周りはオッサン。
体ひねったり、そらしたりするたびに、本気の悲鳴が聞こえてきます。
それこそひねったら節々やられて、そらしたら腰砕け散るんじゃないかと思うくらいの断末魔。
視界のはじっこに見えるオッサンは跳ねれば腹は揺れてるし、深呼吸に至っては息切れしてるし。
自分じゃないですが。
嗚呼、歳は取りたくねェな。
担当者:鈴木