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「風立ちぬ」を見ました!

2013年10月10日

ジブリの映画「風立ちぬ」、

もう見られた方も多いと思いますが、いかがでしたでしょうか?

飛行機好きとしては見ておかなくてはと思い、見に行ったのですが…。

正直、私の感想は複雑なんです。

三浦友和と山口百恵が演じた、肺結核を患う恋人を思う切ない話「風立ちぬ」と、

実在の飛行機設計者「堀越次郎」の半生をかけあわせたフィクションなんですが、

ラブストーリーとしても、飛行機映画としても、

もっと見たかったというのがその理由です。

主人公の堀越次郎は、日本の飛行機界の第一人者で、

戦後のYS11にも関わる天才設計者です。

戦中の「零戦」に始まり、戦局の変化にともない生み出された「雷電」、

そして未完の高性能機「烈風」を経て、戦後の日本工業の復権ともいうべき「YS11」。

堀越技師の関わった飛行機だけでも“起”“承”“転”“結”ができるくらいですから、

もっともっとジブリクオリティの飛行機画像を見たかった…と言うのがその一つ。

そして、当時、不治の病とされていた肺結核の恋人とわずかな時をともに過ごし、

永遠の別れを経験する…涙なしでは語れない話なのですが、

ここが、私にはいまいち伝わりづらかったんですね。

あとは戦闘シーン、もしくは戦闘機の活躍シーンが極端にないことにも驚きました。

「戦争は悪」と言うのは、色んな意味で正しいと思いますが、

だから伝えないと言うのはどうかと思うんです。

ジブリ作品には、様々な制約があると言うのは聞いていますが、それでもどうなのかと。

「生きねば」と副題についているのに、それに関してのメッセージが、

同じジブリ作品の「もののけ~」などに比べて希薄に感じたんです。

ですが、松任谷由実の主題歌のハマり具合は素晴らしかったですね!

この主題歌が流れる予告編の素晴らしさといったら、

本編を凌駕するのではないかと言うくらいの、

期待感と感動をもたらしてくれましたからね!

あと、飛行場に新型機を運んでいく「牛車」や碓氷峠の電気機関車など、

史実として知っていことが映像として描かれていたことに、新鮮味を感じました!

今では、分煙が当たり前の社会ですが、

あの頃(というか、ちょっと前もそうでしたが)は、

タバコを吸うのが大人の男のたしなみで、好き嫌い関係なく、

どこでもタバコを吸っていたというところが再現されていました。

そういう意味でも、しっかりと世界観を表現するジブリらしい作品だなと思いました。

それから「風立ちぬ」に登場したお菓子(パン?ケーキ映画の中では、タバコ屋さんみたいな所で売ってましたが、

カステラとようかんが交互に合わさったもので、

甘い+甘い=やっぱりという食べ物でした(笑)

嫁がを映画で見て、気になっていたそうで、

見つけたから買ってみたと言ってました!

で、食べた感想は…映画の評価に酷似ですね。

甘くて美味しいと言えば美味しいんですが、実に微妙~(大笑) 

劇中で空腹の姉弟が「知らない人からのほどこしは受けません」みたいに、

次郎のあげたシベリアを断っていたのは、もしかして、この味を知ってたからなのか?

と勘ぐってしまうほど微妙な味なのです(いや、美味しいんだけどね!)

決して不味くはないけど、

自分では買わないよね、みたいな…(重ねて言うけど、美味しいですよ)

でも、実はちょっと、違う意味で嬉しいんですよ!

最近はどんな物でも、グレードアップされたり改良されたりで美味しい物ばかりの中、

昔あった変な名物お土産みたいな裏切り感を久しぶりに味わったなと(笑)

そういう意味で、感慨深い食べ物でしたよ!

ちなみに、カステラも、ようかんも 、単体では好きですよ~!

以上、独断と偏見の、映画感想でした~!

(ピット担当 影近)