VOLVO 240GLエステート アライメント調整
みなさまこんにちは(^▽^)/
80年代前半の車両のVOLVO 240GLエステートのアライメント調整のご紹介です。
懐かしい車両のVOLVOがご来店。ヘッドライトは社外に交換されていますが、ほぼストック状態で綺麗なお車です。
走行は約20万キロですが、メンテナンスもしっかりとされている非常に調子のよいお車です。
では、まず測定から入ります。
アライメントレーンへ車両を入れ、定位置にリフトアップします。
各ホイールに測定器具を取付。
4輪セットしたら測定を開始します。
測定データです。
リヤは調整出来ない構造の為、フロント側で調整を行います。
トー角はステアリングタイロッド部で、キャンバー角はナックル部では調整機構がありませんので、アッパーで調整します。
フロントのストラットアッパー部です。こちらで調整をします。
ストラット上部の3つのナットを緩め、反力プレートのある向かって右側の2本が長穴になっていますので、こちらでキャンバー角を調整します。
トー角はステアリングタイロッド部で調整。
調整後データです。キャンバー角は調整幅の範囲で左右差を縮小。トー角はトーインに3分に調整。
各部チェックの上、試走を行います。
試走完了し、各部を再度チェックします。
ステアリングのセンターも改善し、左右旋回時もくせがなくなり走行しやすくなりました。
トー角も弱トーインの設定で直進安定性を損なわずに回頭性が向上しました。
チェックが完了し作業終了です。
古い車両ながら非常に人気のある240シリーズ。まだまだ元気なお車です。是非ドライブをお楽しみください。本日はご利用誠に有難うございました。
カテゴリ:アライメント
担当者:白鳥