ショップからのお知らせ

【アライメント調整作業】タイヤの偏摩耗を改善させませんか?

タイヤ館安城店では、タイヤ交換と一緒にアライメント調整作業をされる方、増えてます。

 

タイヤは消耗品ですが、そのタイヤ、しっかり使い切ってますか?

 

 

タイヤが擦り減るのは当たり前。でも偏って擦り減っていくのは…。みなさまが所有している車両、ちょっとタイヤを見てください。前輪はハンドルをいっぱいに切って路面との接地面をチェックしてみてください。後輪をチェックする場合は屈んでのぞいてみてください。「変」な擦り減り方していませんか?

「変」な擦り減り方とは、

路面との接地面のうち、片側の端だけが早く減ってしまう

路面との接地面のうち、両側の端だけが早く減ってしまう

路面との接地面のうち、中央部だけが早く減ってしまう

 

「変」な擦り減り方=偏って擦り減る=偏摩耗

 

下記は偏摩耗していた場合の対処方法のご案内です。

 

タイヤを新品に交換されたときに、それまで履いていたタイヤが「偏摩耗」しているとご指摘を受けたことはありませんか? タイヤのもったいない減り方、つまり「偏摩耗」という言葉は聞いたことがあるけれど、どんなふうに減るの?という方もいらっしゃると思います。

 

「偏摩耗」とは、タイヤのトレッド(路面との接地面)が道路条件や使用条件等により、部分的に異常摩耗する現象です。トレッドの片側だけが早く摩耗する「片べり摩耗」、タイヤのトレッドの中心部に比べ、両肩(ショルダー部)が早く摩耗する「両肩べり摩耗」、タイヤのトレッドのショルダー部に比べ中心部が早く摩耗する「センター摩耗」がよく見られますが、このほかにも、「局部摩耗(スポット摩耗)」や「ヒール&トウ摩耗(段減り)」といった現象もあります。

 

 

偏摩耗」はタイヤの寿命を縮めるだけでなく、排水性などタイヤ本来の性能を悪化させる場合があり、走行中の振動や騒音の原因にもなります

 

【タイヤのもったいない減り方は、こうして防ぐ】

 

偏摩耗に気づくことも大切ですが、日頃から愛車のタイヤが偏摩耗しないようにすることも大事です。偏摩耗を防ぐには、まずこめまめな空気圧点検による「タイヤの適正空気圧保持」が重要。そして、「定期的なタイヤのローテーション(位置交換)」も効果があります。

 

また、車体に対してタイヤとホイールが取り付けられる角度や位置関係をアライメントといいますが、偏摩耗のひとつの原因として挙げられるのがアライメントのズレ。せっかく新品タイヤに交換しても、そのままにしておくとまた偏摩耗を引き起こしタイヤの寿命を縮めてしまうかもしれません。

 

新しいタイヤの性能を存分に引き出し、快適でスムーズな走りを楽しむためにもアライメント調整を行っておきたいものです。アライメント調整は定期的に行うのが理想ですが、タイヤ交換もひとつのタイミングですね。

 

アライメント調整作業とは?

タイヤ・ホイールは複雑な構造を持つサスペンションによって支えられていますが、車体に対してタイヤ・ホイールが取り付けられる角度や位置関係の総称を「アライメント」と言います。

アライメントはクルマが受ける衝撃や長年の使用によって、少しずつズレてしまいます。このズレを確認し、その結果を踏まえクルマに合わせて足まわりの微妙な角度の歪みを調整するのが「アライメント測定・調整」なのです。言わば『クルマの骨盤矯正』のようなもの。『健康診断』=アライメント測定によってクルマの状態が分かりますので、ぜひご利用ください。

 

アライメント測定・調整作業の手順

アライメントの作業に入る前に試走をさせていただきます。実際に運転してどのようなフィーリングかを確かめます。その後、アライメント専用PITに入庫してアライメントテスターを車両に取り付けて測定作業に入ります。

 

作業前にクルマの状態を把握するため試走をさせていただきます

 

アライメントテスターにセットしていきます


 

車両にセンサーを取付けし測定します

 

モニターに映し出された車両の状態(数値)を確認します

 

様々な工具を用いて適正な数値に調整します

 

車両によって調整できる範囲は異なります(前輪だけの調整しかできない車両もあれば、後輪の調整もできる車両もあります)

 

調整後、状態確認として試走し、フィーリングに問題がなければ作業終了となります

 

 

もし、偏摩耗している場合、新品タイヤに交換しても偏摩耗は解消されません。「アライメント調整作業」でタイヤの角度を正常値に戻さなければなりません。ご自身のクルマ、もしかしたら…と思ったり、どうなんだろう、不安だなぁ…と感じたらタイヤ館安城店にお気軽にご相談ください。