サービス事例 / 2017年10月29日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

モビリオ ホイールセット取付とジオメトリー変化について。

【ホンダ モビリオ_スパイク ホイール タイヤ・ホイール関連 > タイヤ・ホイール交換】
2017年10月29日

今回は、ホンダ モビリオ スパイクのタイヤホイールセットのお取付、

防錆コート&仕上げのアライメントです♪

ハンドルが重いとのご相談からの、タイヤホイールセットお取付です。

15インチにホイールをインチアップしており、

純正に対しホイールが22mm~23mm表に出ていました。

インセットと言われるホイールの取付面の位置が純正と変わらずですと、

ハンドルが重くなるような症状はまだ出にくいのですが(タイヤを太くすることが多いので

重くなることも多い)このインセットをかえてホイールを表に出すと、

起こりやすい症状なのです。

 

なぜなら、アライメントの角度や考え方の中にもありますが、

スクラブ半径に変化が出てしまうからなのです。

 

SAI(キングピン疑似角度)と車を前から見たときのタイヤの中心線が地面で

交われば0となるもので、タイヤの中心が外にずれると交差せず隙間が出来ます。

これを、ポジティブスクラブと言います。

 

フロント駆動車ですと、ポジティブスクラブ時はハンドルが重くなり、

減速時にはフロントトウがネガティブ、つまりガニ股のようになり、

ブレーキも安定しにくくなってしまうのです。

 

モビリオのお客様にはこういった症状が出ていたのだと思います。

 

 

 

ですので、純正サイズの14インチで、ホイールの出方も純正同等にすることで、

ハンドルの重さや、運転のしやすさを戻す方向でのホイールセットで

ご提案させて頂きました。

 

タイヤホイール・足回り・アライメントなど、ぜひお気軽にご相談くださいませ♪

カテゴリ:足回り・サスペンション関連