モビリオ ホイールセット取付とジオメトリー変化について。
今回は、ホンダ モビリオ スパイクのタイヤホイールセットのお取付、
防錆コート&仕上げのアライメントです♪
ハンドルが重いとのご相談からの、タイヤホイールセットお取付です。
15インチにホイールをインチアップしており、
純正に対しホイールが22mm~23mm表に出ていました。
インセットと言われるホイールの取付面の位置が純正と変わらずですと、
ハンドルが重くなるような症状はまだ出にくいのですが(タイヤを太くすることが多いので
重くなることも多い)このインセットをかえてホイールを表に出すと、
起こりやすい症状なのです。
なぜなら、アライメントの角度や考え方の中にもありますが、
スクラブ半径に変化が出てしまうからなのです。
SAI(キングピン疑似角度)と車を前から見たときのタイヤの中心線が地面で
交われば0となるもので、タイヤの中心が外にずれると交差せず隙間が出来ます。
これを、ポジティブスクラブと言います。
フロント駆動車ですと、ポジティブスクラブ時はハンドルが重くなり、
減速時にはフロントトウがネガティブ、つまりガニ股のようになり、
ブレーキも安定しにくくなってしまうのです。
モビリオのお客様にはこういった症状が出ていたのだと思います。
ですので、純正サイズの14インチで、ホイールの出方も純正同等にすることで、
ハンドルの重さや、運転のしやすさを戻す方向でのホイールセットで
ご提案させて頂きました。
タイヤホイール・足回り・アライメントなど、ぜひお気軽にご相談くださいませ♪
カテゴリ:足回り・サスペンション関連