クラウン アスリート タイヤ交換&仕上げのアライメント!②(20180104)
前回の続き GRS204 クラウン アスリート の
タイヤ交換&仕上げのアライメントです♪
前回はハンドリング特性と、新車時のセッティングを交えてお話させて頂きました。
お次は、アライメント についてお話して参ります。
4本新車時の特性に近いタイヤにて交換させて頂きましたが、
それだけでは新車時のフィーリングは甦ってきません・・・。
そう、タイヤの接地角度、4輪アライメント測定・調整です。
まさに仕上げの作業と言って良い作業ですね♪
車検の時はサイドスリップと言われる調整は行いますが、
フロントのみの確認になる事と、法律的には未舗装路の頃からの法律になりますので、
アライメントとは違う内容と考えてよいと思います。
では早速、測定からです。
赤くなっているところが トゥ と言われる、所謂内股・ガニ股の状態です。
メーカー基準値から逸脱したトゥアウト = ガニ股状態・・・。
これでは、加速時や旋回時にリアタイヤが安定しにくく、
①でふれたハンドリング特性 オーバーステア傾向なデータです。
フロントタイヤもガニ股状態なので、ハンドルが轍にとられやすかったり、
ブレーキ時にもハンドルが落ち付かないなどの症状が出ることがあります。
調整後。
リアはメーカー基準値でちょっと内股設定。
これは、トラクション(駆動力)の伝達と、コーナー時の踏ん張りが利く設定で、
リアタイヤが落ち着いた、安定性のある接地角度ですね♪
フロントも若干の内股設定。
ハンドルが落ち付き、ブレーキ時に荷重がかかても安定して止まれる接地角度です。
角度でいうと、ほんの5,6分の調整。1度の1/10ほどでしかありませんが、
これが、乗って体感頂けるような角度になりますので、
ホント見た目ではわからない角度ですね・・・。
調整後、お客様と同乗にて確認させて頂きましたが、
公道に出た瞬間から
「ハンドルが軽い」「最近重くなってたけど年数が経ったせいじゃなかったんだ」
交差点を曲がった時には
「あぁ 違う。違和感が無くなった」
曲がった後の加速では
「今までリアがぐにゃって感じがあったけど無くなった」
などなど、リアルタイムでご感想が頂けて嬉しかったですね♪
「タイヤとアライメントってこんなに違うんだね。
楽しくなってきたからまだまだこの車に乗ろうかな」
とまで言って頂けました!
最後に、HPに載せていいですか?とお聞きしたら、
覚えてたら、全部載せていいよと言って頂けたので、
全部載せてみました!
本日はありがとうございました!
また、100km点検にてお待ちしております!
カテゴリ:タイヤ関連