ブレーキパッド交換と制動力について!(20170924)
ご覧の皆様、こんにちは♪
川口市坂下町
武南警察署向かい
タイヤ館122鳩ヶ谷よりお送りいたします♪
今回は、ブレーキパッド交換です♪
エンドレス スーパーストリート Y-スポーツ というブレーキパッド。
ストリート用で、初期制動を強めに設定されているモデルです。
外したパッドがもちろん向かって左。
残りは2mmほどですが、0mmまで使えるわけではありません。
土台となる鉄板に突起と接着によって固定されているのが摩耗材。
突起部も考えるとこの辺りがギリギリのラインで、
これ以上摩耗が進むと、ブレーキディスクローターまで痛めてしまう恐れがあります。
因みにブレーキパッドは熱を持ち熱が高いと摩耗が進みやすくなります。
摩耗材の体積が小さく(減って)なると、放熱性が低下し、
摩耗の進みが早くなります。
つまり、最初の2mm減るよりも、半分くらいからの2mmの方が
摩耗が進みやすいので、半分を切ってきたら、安全のためにも、
早めの交換が望ましいと思います。
普段目に触れにくいので、気づいたら・・・
なんて事になってしまうと、非常に危険ですよね・・・。
交換前
交換後
これで安心ですね♪
では、ここからは余談ですが・・・。
ブレーキは制動力を立ち上げる所です。
立ち上がる力の強さによって制動力が変わります。
その制動力がタイヤに伝わり車が減速していきます。
タイヤの性能によって伝えられる制動力が変わります。
減速が始まると、車重が前輪側に移行して行きます。
足回りが、劣化していると、ふわふわした乗り心地になってしまい、
制動時は前に荷重が移行しすぎてしまい、不安定になります。
つまり、きちんと安全に止まる為には、
ブレーキ・タイヤ・足回りがきちんとバランスが取れた状態が必要なのです。
例えば、ABSは安全に止まるシステムですが、
制動距離を短くするとは限らないシステムです。
ブレーキが良くてもタイヤが良い状態でなければ、
システムの介入が早く・多くなり制動距離は伸びてしまうのです。
自動ブレーキも同様で、新車時よりもどれかの性能が低下していたら、
反応し介入する時間は一緒でも、制動距離は伸びてしまうはずですね。
ウェルバランス
やはりバランスが重要ですね♪
以上 余談でした・・・。