メンテの賜物☆機関すこぶる良好♪ TOYOTA 180系 クラウン リアデフオイル交換&WAKO’S RECS 施工☆ PART①
今回、当店では初めてのお承りですが、
以前から定期的にオーナー様が実施して
らっしゃったメニューです。
現在の走行距離は14万km超え…ですが、
調子はすこぶる快調♪
オーナー様の意識だけで距離を重ねれば
重ねるほどクルマのコンデションは差が
出てきますよね!
まずはリアデフオイルの交換から。
前回の交換から約3万km走行・・・
頃合いですね。
オイルは黒く、鉄粉もなかなか出ている
様子でございます。
この鉄粉、走行すれば必ずや絶対発生します!
FR車のリアデフはクルマを構成する中で
最も大きいギアが入ってる部分ですし、動力を
後輪に伝え、左右の回転差を打ち消すという
走行上、とても大きな役割を担っています!
なのに、「車を買われて一度も交換したこと無い」
なんておっしゃるオーナー様もザラにいらっしゃいます!
発生した鉄粉は動力伝達の妨げになるだけです‼
最悪はギアの歯が破損してデフブローの原因にも…
走行距離2~4万kmごとの交換を是非ともオススメ
させて頂きますm(_ _)m
画像にも記しましたが、黄色く囲んだ部分が
オイルの注入口で、ここを先に緩めます。
お決まりの鉄則ですが、先にオイルを抜いて
しまって「注入口が緩まない」となってしまう
と走行不能に陥るためです!
赤く囲んだ部分が排出口ですが、何やら異物感
が・・・
外したドレンボルト・・・先端のマグネット
には鉄粉がそこそこ付着してます。
でも、もっと気になるのは先に触れました
異物感・・・シールテープが巻いてあります。
ドレンパッキンがあるのに何故??
まずは鉄粉を拭き取ります。
パーツクリーナーでキレイに清掃☆
シールテープの残骸も除去し、外した
パッキンを見ると明らかに歪んでます!
潰れて締まるタイプのパッキンですが、
間違いなく何度か再使用されたと思われます。
その為シールテープでオイル漏れを防いで
いたのでしょう。
パッキンを新品に交換してシールテープは
今回はナシで施工します!
今回使用するオイルはコチラ!
WAKO’S RG8090R 80W-90
競技用に開発されたギヤオイルという位置づけ
で、LSDにも対応しているオイルですが、
部分合成でハイエンドタイプでもないので、
鉱物油よりはギヤの保護性能に優れ、価格も
抑えめとなっておりますから、走行距離の
進んだお車(いたわるという意味で)なおかつ
メンテナンス意識の高いオーナー様には最適かと☆
オイルを注入しているのはワタクシではなく、
(自分はこんなにスラっとしてないです。)
期待の若手、湯本スタッフでした☆
オイルを溢れるまで入れて作業は完了!
もちろんドレンパッキンからの漏れが
無いかも確認致しました☆
PART②に続きます。
カテゴリ:メンテナンス
担当者:登坂