サービス事例 / 2023年8月22日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

【トヨタ・グランエース】アライメント調整作業

【トヨタ グランエース その他 タイヤ・ホイール関連 > 4輪トータルアライメント調整】
2023年8月22日

自動車販売店より「トヨタ グランエース」のアライメント調整作業のご依頼がありました。全長5300mmでPITのリフトにギリギリ入る大きさです。

 

 

<<作業詳細>>

 

車種:トヨタ グランエース
作業:アライメント調整作業

 

日々の暮らしの中でより安全・安心に乗り続けるには、メンテナンス(整備)がとても大切です。タイヤはもちろんのこと、エンジンオイル、バッテリー、エアコンフィルター、ワイパー、オートマチックトランスミッションフルード(ATF)など、定期的な交換が必要なものがいろいろありますよね。クルマのコンディションを整えることは快適に移動ができるようにクルマをリフレッシュすることにつながりますが、忘れてはいけないのが“足回り”の健康状態です。

 

タイヤ・ホイールは複雑な構造を持つサスペンションによって支えられていますが、車体に対してタイヤ・ホイールが取り付けられる角度や位置関係の総称を「アライメント」と言います。

 

アライメントはクルマが受ける衝撃や長年の使用によって、少しずつズレてしまいます。このズレを確認し、その結果を踏まえクルマに合わせて足まわりの微妙な角度の歪みを調整するのが「アライメント測定・調整」なのです。言わば『クルマの骨盤矯正』のようなもの。『健康診断』=アライメント測定によってクルマの状態が分かりますので、ぜひご利用ください。

 

アライメントの基準値はそれぞれのクルマで決められていますが、適正でないと、まっすぐ走らない、曲がりにくい、曲がり過ぎる、加速が悪い、タイヤが偏摩耗するなどの症状が出ることがあります。

 

アライメントは長年の使用でも少しずつズレが生じますが、大きな段差に乗り上げたり、駐車場の車止めに強くぶつけるなどの衝撃によってズレることがあります。タイヤ館では、定期的なアライメント作業をおすすめしていますが、もしクルマの走りに違和感を感じたらタイヤ館にご相談ください。

 

アライメントのズレが原因なら、アライメント調整をすればクルマがスムーズに走るようになり、さらに燃費やコントロール性能が良くなったり、タイヤの寿命やサスペンション、ステアリング周りの耐久性も向上します。とくにタイヤの溝が均一に減るので適正寿命までしっかり使い切れます。タイヤを地面にピタッと設置させ、片減り(偏摩耗)を防ぎタイヤを長持ちさせることができるのです。

 

 

作業開始

画像のように各4つのタイヤ・ホイールにセンサーを取り付け、タイヤの取付角度のミリ単位の数値を測ります。その数値が自動車メーカーが定める数値と比較して正常値が異常値かをチェックします。

異常値だった場合、タイヤの早期摩耗や偏摩耗、走行の安定さが欠けたりします。それを緩和するのがアライメント調整作業。異常値で調整が必要な場合は、熟練スタッフがクルマの下に潜り、最適な数値に戻す調整作業をします。

 

アライメントの不良は、近年増え続けている「運転支援機能」が搭載されている車両の、

自動ブレーキ
レーンキープ機能
車間距離キープ機能
自動運転機能

などのアシスト機能が正常に作動しない可能性がありますので、アライメント調整作業の重要性は近年、より高まっています。

 

タイヤ館安城店では、タイヤ新品交換毎のアライメント調整作業をお勧めしております。

 

 

車両にセンサーを取付け

アライメントテスターでズレを測定

モニターに映し出された車両の状態(数値)を確認

適正な数値に調整

車両によって調整できる範囲は異なります(前輪だけの調整しかできない車両もあれば、後輪の調整もできる車両もあります)

測定前と調整後の計2回、状態確認として店舗周辺の公道を実際に試走させていただきます

 

調整後、試走をさせていただき走行フィーリングを確認します。問題がなければ作業終了となります。

 

 

タイヤ館 安城
住所:446-0059愛知県安城市三河安城本町2-7-23
電話番号: 0566-77-7911
相談予約

タイヤ点検・安全点検/タイヤ履き替え/オイル交換/その他ピット作業の予約

カテゴリ:アライメント調整 ミニバン 

担当者:ささき

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