乗用車用スタッドレスタイヤ「BLIZZAK VRX3」が進化して登場!!
本日は今秋いよいよ登場するBLIZZAKブランド待望の新商品「BLIZZAK VRX3(ブリザック ヴイアールエックススリー)」をご紹介します!
「BLIZZAK(ブリザック)」は、ブリヂストンを代表するスタッドレスタイヤブランドです。1988年に冬道特有の凍結路面や積雪路面などでのより安心・安全なドライブに貢献するために生まれ、30年を超える歴史の中で進化を続けてきました。その結果、「BLIZZAK」ブランドのタイヤは、国内でも特に厳しい冬道環境の北海道・東北主要5都市で20年連続 装着率No.1※1という金字塔を打ち立て、ユーザーの皆さまから高い支持を得続けています。
そのBLIZZAKラインアップに今回新たに加わったのが、乗用車用スタッドレスタイヤ「BLIZZAK VRX3」です!一つ前のモデル(BLIZZAK VRX2)はスタッドレスタイヤにおいて重要な8つの性能(氷上性能、効き持ち、雪上性能、摩耗ライフ、ドライ、ウェット、静粛性、低燃費性能)の全てがバランスよく高いレベルにあることで好評でした。今回の「BLIZZAK VRX3」ではその高い総合性能はキープしつつ、「氷上性能」/「摩耗ライフ」/「効き持ち」が更に進化しています!下の八角形の性能比較イメージの通り、かなり大きな進化です!!
<大きく進化した性能>
① 氷上ブレーキ性能アップで、しっかり止まる、曲がる。
② 摩耗ライフ向上で、経済的。
③ ゴムのやわらかさを維持、効き持ちが向上。
この進化を一体どうやって成し遂げたのか気になりますよね?次はこの進化を実現したブリヂストンのプレミアムテクノロジーについてご紹介します。
【① 氷上ブレーキ性能アップで、しっかり止まる、曲がる】
皆さんは氷の上で運転すると何故滑りやすいのかご存じでしょうか?実は、氷の上で滑る理由は氷そのものではなく、氷が溶けて生じる「水膜」にあります。冷凍庫から氷を取り出した時を思い出してみてください。冷凍庫から取り出したその瞬間はしっかり掴めた氷も、ほんの少し溶け出すとすぐに手から滑り落ちてしまうといった経験をされた方も多いのではないでしょうか。氷の上が滑りやすくなるのはまさにこの状況と同じ。水膜によって摩擦係数が下がり滑り始めるのです。
このタイヤが滑る原因となる路面の「水膜」を効果的に除去するのがブリヂストンのスタッドレスタイヤを支えてきた独自技術「発泡ゴム」。内部に無数の「気泡」と「水路」を有したゴムです。今回「BLIZZAK VRX3」ではこの発泡ゴムが「フレキシブル発泡ゴム」に進化。水路の断面形状を従来の円形から楕円形に変更することで「毛細管現象」による吸水力向上を実現し、氷上グリップが大幅に向上しました!
これに加えて、ブロックの先端に突起を設けることで縦方向の溝からブロック周りの横方向の溝への水の回り込みを抑制する「L字ブロック」や、サイプと呼ばれる細い溝の一部の端を貫通させないことでサイプ内への余計な水の侵入を抑制する「端止めサイプ」を採用した「新トレッドパタン」により、水流の動きをコントロール。タイヤ接地面への水の侵入を抑制し、タイヤが道路をしっかりグリップ出来るようにしています。
「BLIZZAK VRX3」は、これらの技術を採用することで、従来品対比氷上でのブレーキ性能を20%向上しています。
【② 摩耗ライフ向上で経済的】
更に!「BLIZZAK VRX3」の「新トレッドパタン」は長持ちにも大きく貢献しています。ブロックサイズの均等化により局所的な接地圧の集中を抑制し、均一な接地ですべりを低減。さらにブロック形状、向きに応じてサイプの角度を適正に配置することでサイプのエッジ効果を増加させ、氷雪上での力強いグリップを確保しながらブロック剛性を向上しました。
こうして「新トレッドパタン」は、タイヤと路面の「すべり」をさらに低減し、ロングライフを実現。従来品対比摩耗ライフを17%向上することで、冬道の安心・安全なドライブをより長く支えられるようになりました!
【③ ゴムのやわらかさを維持、効き持ちが向上】
しかし、詳しい方はお気づきかもしれませんが、摩耗ライフが向上してもゴムが硬くなってしまっては本来の性能を発揮できませんよね?ご安心ください!今回の「BLIZZAK VRX3」はその点の対策もバッチリです!
氷上での性能を長持ちさせるためにはゴムの柔らかさ維持がポイントとなります。従来のBLIZZAKは発泡ゴムの気泡(空気)とオイル注入の両方でゴムの柔らかさ維持を実現してきました。
ところが時間が経っても無くならない気泡と異なり、オイルは徐々にゴムから抜け出していきゴムの硬化を招いてしまいます。更なる「効き持ち」を追及して、「BLIZZAK VRX3」はオイルよりも抜けにくい新素材「ロングステイブルポリマー」を発泡ゴムに配合することで、ゴムの柔らかさをさらに持続させ、氷上性能が低下することを抑制。高い氷上性能が長く続く「効き持ち」を向上しています。下の表の通り、「BLIZZAK VRX3」あ高い氷上性能が長持ちするので、安心して長く使っていただけるタイヤに進化しています!
【幅広い車種に装着いただける「BLIZZAK VRX3」】
「BLIZZAK VRX3」は、12インチから20インチまで111サイズを用意し、幅広い車種に装着していただけます。「新車を購入したから、スタッドレスタイヤを用意しなくちゃ」「そろそろスタッドレスタイヤの交換時期かな」といったお客さまは、進化した「BLIZZAK VRX3」をぜひご検討ください。
また当店では、専門知識を持ったスタッフが残り溝をチェックする残溝計や柔らかさを確認する硬度計などの器具を用いて、装着しているタイヤがまだ使えるかどうか丁寧に点検します。現在使用されているスタッドレスタイヤがまだ使用可能かどうか心配な方は、ぜひご利用くださいね。
「BLIZZAK VRX3」についてはこちら
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<注釈>
※1:2021年1月~2月に、札幌市、旭川市、青森市、盛岡市、秋田市の5地区において、二段無作為抽出法により抽出された乗用車(含む軽)を保有している一般世帯を直接訪問して、乗用車の装着スタッドレス銘柄を調査。ブリヂストンタイヤソリューションジャパン株式会社が第三者の調査会社に委託して実施。サンプル数3,300台のうち1,525台が「ブリザック」を履いていました。
タイヤ館 津
住所:514-0304三重県津市雲出本郷町字松縄1743-1
タイヤの偏摩耗を防ぐ方法とは!?タイヤがこんな減り方をしていたら当店にご相談を!!
タイヤを新品に交換されたときに、それまで履いていたタイヤが「偏摩耗」しているとご指摘を受けたことはありませんか?
タイヤのもったいない減り方、つまり「偏摩耗」という言葉は聞いたことがあるけれど、どんなふうに減るの?という方もいらっしゃると思います。
「偏摩耗」とは、タイヤのトレッド(路面との接地面)が道路条件や使用条件等により、部分的に異常摩耗する現象です。
タイヤの偏摩耗にみられるいろいろな摩耗の状態
「偏摩耗」といっても、その現象にはいろいろあります。
例えば、トレッドの片側だけが早く摩耗する「片べり摩耗」やタイヤのトレッドの中心部に比べ、両肩(ショルダー部)が早く摩耗する「両肩べり摩耗」という現象があります。
他にも、タイヤのトレッドのショルダー部に比べ中心部が早く摩耗する「センター摩耗」がよく見られますが、局部摩耗(スポット摩耗)」や「ヒール&トウ摩耗(段減り)」といった現象もあります。
「偏摩耗」はタイヤの寿命を縮めるだけでなく、排水性などタイヤ本来の性能を悪化させる場合があり、走行中の振動や騒音の原因にもなります。
タイヤのもったいない減り方は、こうして防ぐ
偏摩耗に気づくことも大切ですが、日頃から愛車のタイヤが偏摩耗しないようにすることも大事です。
偏摩耗を防ぐには、まずこめまめな空気圧点検による「タイヤの適正空気圧保持」が重要。
そして、「定期的なタイヤのローテーション(位置交換)」も効果があります。
また、車体に対してタイヤとホイールが取り付けられる角度や位置関係をアライメントといいますが、偏摩耗のひとつの原因として挙げられるのがアライメントのズレ。
せっかく新品タイヤに交換しても、そのままにしておくとまた偏摩耗を引き起こしタイヤの寿命を縮めてしまうかもしれません。
新しいタイヤの性能を存分に引き出し、快適でスムーズな走りを楽しむためにもアライメント調整を行っておきたいものです。
アライメント調整は定期的に行うのが理想ですが、タイヤ交換もひとつのタイミング。
タイヤを上手に使えば、溝は均一に減っていきます。
当店ではクルマの安全走行に欠かせないタイヤの点検を、空気圧、偏摩耗、外傷、残溝の4項目にわたって無料で実施していますので、ぜひご利用ください。
というわけで、本日はタイヤの寿命を短くする「偏摩耗」についてご紹介いたしました。
当店では、お客様により安全・安心なカーライフを送っていただけるよう、さまざまな商品・サービスをご用意しています。
タイヤのこと、タイヤ以外のおクルマのことなど、なんでも気軽にご相談ください。
また、当店では、来店時の事前予約ができる「サービスWEB予約」を承っています。
ご覧いただいている当店のホームページ、スマホですと画面の下、PCの場合は右端にある「サービスWEB予約」をクリックして進んでいただければ、カンタン&スムーズに予約が可能です。
ご来店の際には、ぜひWEB予約もご利用してみてください。
お客様のご来店を、スタッフ一同、心よりお待ちしております。