サービス事例

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Q.タイヤの空気圧が少ないとどうなる??

【タイヤ タイヤ・ホイール関連 > タイヤ・ホイール交換】
2020年5月23日

 

愛知県北名古屋市のタイヤ館師勝、スタッフの岡島です。

 

 

 

 

 

いたるところで聞かれるタイヤの空気圧について。

 

 

 

当店でも、タイヤの問診の際は

 

「空気圧はどれぐらいの間隔でチェックしていますか?」

 

と必ずお聞きしています。

 

 

タイヤって走り方や管理の仕方などによって、いろいろな減り方をします。

 

 

 

そこで今回は

 

「タイヤの空気圧が少ないとどうなるか」 について見ていきましょう!

 

 

 

 

 

 

タイヤは空気圧によって支えられており、皆様もよく見るあのタイヤのかたちは

 

クルマの重さがかかってもある程度かたちを保つようになっています。

 

 

 

まさに「適正に充填された空気圧」のおかげなんです!

 

 

 

しかし、空気は抜けるもの。。。

 

 

タイヤのゴムは、空気を分子レベルまで繋ぎとめておくことができないので

 

少しずつ抜けていってしまいます。。。

 

 

 

なかには「チッ素ガス」といって、通常の空気と比べ抜けにくい気体を

 

タイヤに充填することが可能ですが、やはり「まったく抜けない」わけではありません。

 

 

 

 

 

タイヤの空気圧が少なくなると、タイヤはだんだんクルマの重さに負けてしまいます。

 

 

そのため、タイヤはどんどん潰れていき、異常な摩耗を起こしたり

 

走行中の振動が大きくなることによりタイヤが高温となり内部の素材が

 

ダメージを受けることになり、バーストする危険にも繋がります!

 

 

 

 

 

空気圧が低くなりすぎると以下のような減り方をすることも。。。

 

 

 

 

 

このようにタイヤ接地面の外側と内側に摩耗が集中します

 

 

 

 

 

タイヤの外側と内側だけ減っていき、真ん中は溝が残っているという不思議な現象に。

 

 

 

タイヤはサイド部に補強がなされているため、空気圧が少なくなると

 

タイヤの接地面の中央部分だけ浮き、車の重さがかかる部分が外側と内側に集中し

 

そのまま内外摩耗となって現れます。

 

 

 

もちろん、接地面は均一の方がタイヤの性能も発揮されるので

 

この状態ですと、強度面だけでなく性能面でも低くなります。

 

 

 

また、真ん中だけ残っているので、もったいない減り方をしていますよね。

 

 

 

 

 

 

 

空気圧がかなり低下している状態で乗り続けると・・・

 

 

 

 

「空気圧不足により内側と外側が減っている」という現象は

 

指定空気圧の1割~2割少ない状態ですでにあらわれますが

 

それ以上に少ない場合は、タイヤの潰れが大きくなりサイド部まですり減る事があります。

 

 

本来、タイヤの横側(サイド部)は摩耗することがないところですし

 

地面にくっつく部分である接地面と違い、大きな補強もされていないので

 

過度に摩耗してしまうとバーストしてしまいます(´・ω・`)

 

 

 

 

 

 

 

タイヤは早めに交換、空気圧は定期的に点検しましょう!

 

 

 

 

 

 

空気圧の点検頻度は1ヶ月に1度!

 

チッ素ガスの場合は、3ヶ月に1度が目安です。

 

 

 

もったいない減り方や、タイヤの性能をフルに使い切るために

 

タイヤの空気圧はこまめに点検しましょう! (`・ω・´)

 

 

カテゴリ:タイヤ関連 

担当者:岡島