フィット 「エンジンオイル・オイルエレメント交換」
愛知県北名古屋市にあるタイヤ館師勝 スタッフの岡島です。
連日、スタッドレスタイヤからノーマルタイヤへの履き替え作業を
数多く担当させていただいておりますが、全台を対象に行っている点検を
実施していますが、エンジンオイル交換時期にきている車両を見かけます。
前回の交換年月日が離れすぎている場合、交換した際のオイル交換記録シールの
貼り忘れの可能性もあるため、お客様に直接確認することもあります。
今回紹介する作業事例も、点検と報告から、エンジンオイル交換の
追加作業をいただきましたので、エンジンオイル交換の流れを追っていきましょう。
車両はフィットの「エンジンオイルとオイルエレメント交換」です!
● オイルエレメントってなに? という方に
オイルエレメントは、オイルをろ過するフィルターのことで
エンジンの中を廻り続けていると、スラッジやカーボン(すす)や
エンジン内壁の鉄粉などがエンジンオイルに混じることになります。
微粒なものであればエンジンオイルが取り込むので問題ありませんが
摩擦の抵抗になったり金属摩耗の原因になるような大きさのごみや汚れは
オイルエレメントがとってくれます。
オイルエレメントは、オイル交換2回に1回の交換がおススメです。
では、本題に入り交換作業に入っていきます。
まずオイルを抜き、オイルエレメントを外します。
車両の下側には、エンジンオイルを溜めておくオイルパンがあり
ドレンボルトを外すと勢いよくオイルが出てきます。
ドレンボルトにつける漏れ止め用の「ドレンパッキン」
メーカーや車両によって形状が違いますが、このパッキンも交換してから
ドレンボルトの締め付けを行っております。
オイルエレメントも続けて外します。
フィルター入りのカートリッジを時計回りに回せば外れますが
設置場所やアンダーカーバーなどによっては
交換に思ったほど時間を要する場合があるんですよね(´・ω・`)
外したエレメントと、新品のエレメントです
古いエレメントは当然のことながら、オイルで汚れていますので
それ以外では、フィルターの汚れがあるか見分けはつきませんね。
エンジン内は油圧がかかるため、かなり頑丈に作られています。
ドレンボルトと、交換するオイルエレメントの締め付けを行います
本締めではありません。
当店では、最終お客様同伴の元、締め付け確認を行っております。
ご協力をお願いします く(`・ω・´)
ここで、車両をおろします。
エンジンオイルを注入のため、オイルジョッキにくみます
お店によっては、1L缶や4L缶で販売しているところもありますが
当店では、ワコーズ プロステージS以外のオイルは
0.1L毎の交換量で対応する事が出来ますので
たとえば、お車のエンジンが「3.5L」必要になる場合
1L缶や4L缶ですと、0.5L余ってしまう・・・などの悩みがありません。
余ったオイルは、捨てるか、持ち帰るか、悩まれるお客様は多いんですよね (´・ω・`)
エンジンオイルを入れていきます。
指定油量入れて完了です!
最後は、エンジンをかけオイルを十分に回した後に、量をチェックし
お客様立会いの締め付け点検・油量確認をいただき、作業は終了!
これでまたエンジンは元気に走る事が出来ます!
エンジンオイル交換は、しっかり定期的に行いましょう!(`・ω・´)ノ
カテゴリ:メンテナンス関連
担当者:岡島