ミニクーパー 「タイヤ交換&アライメント」
毎度おなじみ、愛知県北名古屋市のタイヤ館師勝です。
これまた毎度おなじみ、スタッフの岡島です。( ´ω`)
今回はあの輸入車!
ミニクーパーのタイヤ交換、アライメント測定調整作業を担当しました!
日本の道は、国産車があふれる昨今、割って入るように輸入車が台頭していますが
数ある輸入車の中でも、老若男女問わず人気でおしゃれ番長のミニクーパー!
交換前のタイヤは、こちら。
タイヤのパタンに方向性があり排水性も高そうですし、スポーティーなミゾです!
しかし、片減りやゴムが硬化してカチカチに。。。
こうなってしまうと、タイヤの溝はあるので排水性が保たれている反面
ゴムの硬化による路面への吸い付きが弱くなり、ぬれた路面でのブレーキ性能が
低下していくため、安全の為にも交換がオススメです。
タイヤを新品に交換!
交換させて頂いたのは、ブリヂストン POTENZA Adrenaline RE004
先日のアルテッツァに続き、2台目のRE004ですね!人気です!
タイヤワックスでおめかしし、ホイールも拭き上げしてきれいになりました。(*´ω`)b
次はアライメントです!
ちょくちょく作業事例を紹介させていただいていますが
輸入車は、調整機構が特殊だったり、特殊工具が必要だったりと
国産車で培われた作業技術が通用しない場合があります(´・ω・`)
例えば、このミニクーパーの後輪側を見てみましょう
アームの根元に調整機構がある
というより根元のブラケットごと動かして、タイヤの角度を決める機構ですね!
国産車をはじめとした多くの車は、サブフレームとつながる部分に
偏心カムやラテラルロッドといった調整機構がついていますが、さすが輸入車!
「へーこんな調整の仕方なんだ~」と勉強になります
そして、気合が入ります(`・ω・´)
少し、リヤのトー調整の仕方をご紹介!
見えていないので、〇で囲っていませんが正式には3か所のボルトを緩めます。
黄色の□で囲った、黒いブラケット本体を矢印の方向に動かして調整します!
フロント(前輪側)の調整機構も見てみましょう!
画像暗くてすみません(´・ω・`)
これはタイロッドといって、回すと伸び縮みしてタイヤの角度を変える
トー調整機構で、一番多い調整方法です。
伸び縮みさせる側のバーを止める部分が、ナット固定式かカシメ固定式かの違いですね!
BMWの車両は、これもトルクス(星形)のソケット工具が必要です(´・ω・`)
調整後は、キャスター測定やセンター出し作業を何度か行い
角度の数値が落ち着いたら調整終了です!
ちなみに、当店でタイヤ交換をさせていただいた際に、ご不要になりました廃タイヤは
産業廃棄物として処理するため、交換後にすべて穴あけ処理をさせて頂いています。
外したタイヤを持ち帰りになる場合は、必ず作業前にお知らせください。
よろしくお願いいたします。
担当者:岡島