サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

AT/CVTフルード交換しませんか?

2020年1月20日

愛知県北名古屋市にあるタイヤ館師勝、スタッフの岡島です。

 

オイル交換と言えば、まず頭に浮かぶのが「エンジンオイル」ですよね?

ですが車には様々な場所に様々な油脂類が使用されています。

 

そんな中で今回は。。。

量販店での作業の合間などに点検結果でご報告された経験のある方も

いらっしゃるのではないでしょうか? あの謎のオイル

「ATF/CVTF(オートマチックフルード・オートマオイル)」

とは何か!?

そしてどのように点検・交換作業が行われているのかご説明します。

(※当店の場合です)

 

 

 

クルマが進む原理は

エンジンで力を作り→トランスミッションで力を伝え→タイヤが回る

という流れであり、エンジンにはエンジンオイルがありますよね?

その次のトランスミッション側に使用するオイルがATF/CVTFであり

自転車でいうところの歯車やチェーンにさす油だと思えば分かりやすいと思います。

 

【 ATF/CVTF点検 】

 

順序としては、まずは点検です!

当店ではテスター完備。抽出したオイルを良好・注意・要交換の3種類で判定してくれます。

 

上部の赤いLEDが点灯しました、要交換判定です。この結果をお客様に報告します。

水分量などもチェックしているのでエンジンオイルのように色だけでは判断しにくく

テスターによる判定が非常に重要です。

 

 

【 交換の場合は 】

 

交換方法は使用されているミッションの種類によって様々ですが

主に上抜きと下抜きの方法がありますが、当店では下抜きにも対応しています。

交換量はこれも車両・汚れ具合によっても変わりますが約4L~8Lぐらいが目安。

 

下の画像はトヨタ・ハリアーのガソリン車で、使用ミッションはSuperCVT-iです。

下側にあるオイルドレンコックにホースを通し、全自動で入れ替え作業を行います。

 

ATF・CVTFは多くの場合、一定量を注入→排出を繰り返し徐々にキレイになっていきます

 

 

交換後は再度点検し油量を確認して終了です。 作業時間は

だいたい10分~15分で終わる作業ですが、下側からの交換の場合アンダーカバーの

脱着作業も含まれるため30分~40分程度お時間をいただいております。

 

ATF/CVTFの交換間隔の目安は、2年または20,000km毎が目安です!

エンジンオイルと比べて認知度は低いものの、機構の中を廻るオイルであることは

同じなので早めの交換と定期的な交換をお勧めします。

 

 

【 注意 】

・一部、点検・交換できない車種がございます。

・上部にチェック機構を備えない車種に関しては点検費用が掛かる場合がございます。

詳しくは当店スタッフまでお気軽にお問い合わせください!

 

カテゴリ:メンテナンス関連 

担当者:岡島