【番外編】 こんなお問い合わせもいただきます
#無料安全点検 #ドライブレコーダー
愛知県北名古屋市のブリヂストンタイヤショップ 「タイヤ館師勝」は
mozoワンダーシティさん東側の道を”北へ600m”のところ
ファミリーマートさんの向かいにございます。
今回はちょっと番外編?
たまにこういうお困りごとへの対応事例も・・・という回です。
それでは今回は
点検がてらの”電装品チェック” 「ドライブレコーダー編」です
別の電装品編をやるかは今後次第・・・
さて、みなさま。
【タイヤ館】と言えば
一般的にタイヤを「買いに来るところ」というイメージが強いと思います。
しかし当店での、1日に利用いただくご来店理由の約半分は
実は「タイヤ点検」なんです!
その中でもタイヤの空気圧点検は、タイヤ館でご購入いただいたお客様はもちろん
当店を利用したことの無い方でも無料で、タイヤ点検をお受けしています。
そんな中、点検がてら色々お悩みを頂戴することもありますが
当店で対応できることに関しては、出来る限りの対応させていただいております。
今回の事例”番外編”は、ある日の”お悩みごと”への対応事例です。
似たようなことがありましたら、是非スタッフ岡島まで (´∀`)
日々、点検に勤しんでいる中では、こんな”お悩み”をいただく事も
事の始まりは、空気圧点検に来られた方で
「ここで買ったドライブレコーダーでは無いですが、一緒に見てもらえませんか?」
と申し訳なさそうにご相談をいただきました。
聞けば、今ついているドライブレコーダーが少し前より
毎回エンジンをかけたとき、ドライブレコーダーの画面に
「録画できませんでした」と表示が出るとのこと。
なるほど、確かにそれはお困りですね! (;´Д`)
お聞きしながら、”原因はあれかな~これかな~”と頭の中をめぐりますが
とりあえずお客様と一緒に「うーん」と考えていても仕方ないので
「タイヤの点検と一緒に見ておきますね!(´∀`)」と
お車のカギをお預かりし、ピットイン!
タイヤ点検を他のスタッフさんにお任せしつつ
自身は、早速ドライブレコーダーチェック。
ソフトウェア側の可能性が高いので、まずは”機能設定”を見ていきます。
メニュー画面から各設定を調査すると・・・
すぐに見つかる、原因はコレかも?
>> 録画停止電圧設定です。
画像ではすでに設定を変えていますが、停止電圧が「12.2V」に設定されていました。
(多分デフォルト値ですね・・・)
ドライブレコーダー本体では、バッテリー上がり防止策として
これ以上バッテリーが弱くなってきたときに、録画・記録停止して
エンジン不動などのトラブルを防ぐ機能が備わっています。
それがこの「録画停止電圧」設定です。
現在の入力電圧を見ていきましょう! (´ω`)
エンジンをかけている時の入力電圧が【13.3V】
エンジンが動いている時は、発電機も動作しており
電圧は高めになりますので、こちらは問題ないですね。問題は次
エンジン停止時の入力電圧が【12.3V】
エンジンが動いていない時、つまり”駐車監視機能”が
動作しているときの入力電圧です。
低くはありませんが、録画停止してしまう【12.2V】指定圧に近すぎます。
これでは何らかの形で入力電圧が下回ると、駐車監視機能も切れてしまうでしょう。
お車やバッテリーは、車側の設定・種類・気温条件などによって
バッテリー電圧が上下することがあるため
すべての車が同じ設定で良いわけでなく、電圧指定の場合
現在のバッテリー電圧と、本体画面に表示される入力電圧を比較して
セッティングする必要があります。
とにかくこのままでは、今後も頻繁に機能停止してしまう可能性があるので
録画停止電圧を【12.0V】に設定しました。
しかし原因はここだけではないかも・・・
いろいろ見ていきます!
他の設定もチェック「Gセンサー」
>> 0.6Gはデフォルト数値(工場出荷時の設定)ですね
衝撃感知の感度を決めるには
本来は、この設定も車格や大きさによって変更する必要がありますが
しかし実際にGをかけるわけにもいきません。
なので現状の設定で
ドライブレコーダーが過敏に反応していないかどうか
イベント録画領域を再生してチェックしてみましたが
頻繁に衝撃録画が始まってしまうことも無さそうでした。
とりあえずデフォルトで様子を見ていただきます。
他にもいろいろ見ていきましょう (`・ω・´)
意外と触れられない「録画領域」設定
>> ここもデフォルト値の20%
100%ある「メモリーカードの録画容量」のうち
・自分でボタンを押して録画を開始する”マニュアル録画”データ
・衝撃を感知して録画を開始する”衝撃録画”データ
がいわゆる【イベント録画】ですね!
ドライブレコーダーの録画領域は
上記の【イベント録画】と、常に録画する【常時録画】で構成されており
録画領域の配分を変更することが出来ます。
イベント録画領域の容量はどう決める?
メーカーによって違いますが、概ね設定値であるデフォルト値の
20%~30%設定で大丈夫ですが、SDカードフォーマットなどのタイミングで
イベント録画領域の容量をどれだけ使用しているかによって
設定を変えるのもオススメですよ (・∀・)
次の設定項目は重要!
セッティングでは、ここにも注意したい!
「上書き禁止」設定です。
ドライブレコーダーは、【常時録画】【イベント録画】により記録し続けていますが
運転し続けている限りずっと記録していくので
やがてメモリーの各領域ともに、容量がいっぱいになってしまいます。
【常時録画】のように運転中、何もない時も録画・記録し続けている領域は
上書きされていっても問題無いのですが・・・
問題はイベント録画領域
【イベント領域】 はマニュアル録画と衝撃録画データの避難場所なので
”極力残したいデータ”の保管先である場所 なんです。
上書き禁止が”OFF”になっていると
データでいっぱいになりこれ以上書き込めない状態になると
古いデータから上書きされていきます。
定期的に欲しいデータだけ、パソコン等に退避、移し替えている方なら
問題はありませんが、バックアップされる方は少ないと思います。
オススメは「イベントのみ上書き禁止」設定
これで【イベント録画】領域が勝手に上書きされていくことはありませんし
容量がいっぱいになったら、ドライブレコーダー起動時に
表示で教えてくれますので、その時にデータを移し替えるなり
バックアップするなり対策を取れば良いわけです。
当店でご購入・取り付けさせていただいたドライブレコーダーの
初期設定は「イベントのみ上書き禁止」にしています。
思えば今回の不具合表示は、この上書き禁止設定も
関わっているかもしれませんね。。。
★ セッティング後に再起動してチェックすると
設定がすべて終了したら、一度録画モードに入ってから
エンジンを切り、駐車監視モードから再起動させます。
すると、、、「録画できません」表示が消えました!
起動後、すぐ録画モードに移行してくれるようになってます。
やはり先の部分が原因だったようですね。
設定の確認と再設定で、改善できる問題で良かったです。(´∀`)
セッティングが終わったタイミングで、タイヤ点検も終わり
お客様に車両をお返しがてら、改善のご報告をすると、、、
大変喜んでいただけました (*´∀`*)
といった感じに
点検時に、色々お悩みご相談をいただいては
対応できることに関しては全力サポートしております (´ω`)
という事例でした。
事の解決をお約束できるものではありませんが
お困り、お悩みごとがありましたら、一度ご相談ください。
今回の件のように、簡単な設定や補修で改善する場合もありますからね!
(※ 有料作業となる場合がございますが、その場合は作業前にご報告いたします)
タイヤ点検がてら来ていただいて、ついでな感じでお伝えいただいても良いですし
お電話でのご相談も大丈夫ですよ~ (・ω・)
もし今回のように、お悩み事がドライブレコーダーやETC、ナビ周りなら
タイヤ館師勝、スタッフ岡島まで!
作業をご依頼の際は【WEB予約】がオススメです ▼
来店時に、商談やピットが空いてるか不安!
待ち時間がどれだけかかるか不安!
と不安の方には、WEBオンライン予約がオススメです。↓
タイヤ館師勝をご利用の際は事前予約で待たずに安心【WEBオンライン予約】をご利用ください
ご来店いただき作業をご依頼いただくと、店舗・ピットの状況によっては
「待ち時間」が発生してしまうことも・・・
そんな時は、WEBオンライン作業予約。
ご来店・作業をご依頼いただく日時を指定していただき、来店するだけ!
(※一時、前の時間の作業が遅れている場合は少々お時間を頂く場合もございます)
待ち時間が最小限になり、ご予定も立てやすくなるのでオススメです ♪
もし「やってみたけど、わからない・・・」という方は電話予約もOK!
その場合は、タイヤ館師勝 (TEL:0568-24-2345) まで、気軽にお電話ください。
タイヤ館 師勝
住所:481-0013愛知県北名古屋市二子松江28-1
担当者:岡島