サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

サクラ(B6AW)「アライメント測定・調整」

【日産 サクラ その他 タイヤ・ホイール関連 > 4輪トータルアライメント調整】
2023年6月9日

#サクラ #B6AW #KE0 #BEV #アライメント

 

愛知県北名古屋市にあるタイヤショップ 「タイヤ館師勝」です。

 

当店は、mozoワンダーシティさん東側の道を北へ600mのところ

(”名師橋”を渡り300m北へ)

 

ファミリーマートさんの向かいにございます!

 

 

 

本日の作業事例紹介は、いま話題の車!

 

 

 

日産・サクラ(B6AW)「アライメント測定・調整」作業です~。

 

 

まだ、発売されて間もない日産サクラ

 

二次電池式電気自動車Battery Electric Vehicle)です!

 

 

今回は、このお車のアライメント調整作業を見ていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見かけることも多くなってきました、軽の電気自動車!

 

 

日産の電気自動車といえば、普通車クラスの「リーフ」や「アリア」ですが

 

昨年ついに軽規格から電気自動車”サクラ”が発売されました。

 

(気づけば1年経つんですね・・・)

 

 

 

 

日産と三菱の共同開発

 

 

先述の通り日産にはリーフやアリア。

 

三菱にはi-MiEVなどがかつて販売されていましたが

 

 

この二社の共同開発となり

 

日産には”サクラ”。 三菱からは”ekクロスEV”として発売されています。

 

 

 

 

まだ発売したばかりなので、当店でもアライメント作業を含め

 

入庫は初めての車両です!楽しみです!

 

 

 

 

 

 

1年未満の車両でアライメント調整?

 

 

今回、アライメント調整をする理由はズバリ「事故

 

聞けば、左前をぶつけて修理をしたとのことで

 

アライメントに変化が出ていないか確認と矯正のための作業です。

 

 

 

 

では、作業を進めていきましょう! (´ω`)ノ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

センサーを付けて、お車の状態を測定していきます。

 

 

まずは、車両状態を把握するために、”測定作業”から。

 

電気自動車、といってもタイヤは4輪あることに変わりはないので

 

同じようにセンサーを取り付け、各種測定のためのセッティングをします。

 

 

 

すべての測定工程を終えると、車両の状態が明らかになり

 

良い部分」と「悪い部分」が見えてきます ▼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メーカー基準範囲を超えた角度ズレが発生しています

 

これはフロント(前輪)のみの角度表示です

 

測定箇所は、大きく分けて

 

【フロント】 キャスター角 / キャンバー角 / トー角

 

【リア】 キャンバー角 / トー角

 

があり、すべて左右の2ヶ所ずつ表示されます。

 

 

 

ただ、合計10ヶ所あるからといって、10ヶ所の調整が可能というわけでなく

 

車両や前後サスペンション形式によって

 

2ヶ所~10ヶ所と【調整可能箇所】が違います。

 

 

 

 

軽自動車やコンパクトカーなどのFF車に多い

 

【フロント】ストラット式 【リア】トーションビーム式

 

の場合、調整できるのは”フロントトー角”のみ。

 

 

 

日産・サクラも同じく、実際に調整できるのはフロントトー2ヶ所のみですが

 

幸い、今回の測定値で走行に大きな影響を及ぼす可能性のある

 

メーカー基準値外のズレが発生しているところが、この「フロントトー角」なので

 

メーカー指定の新車時の状態に戻すことが可能です。 (´ω`)ヨカッタ...

 

 

 

 

では、つぎは調整作業に入っていきましょう ▼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

角度ズレを矯正する「調整作業」

 

ほぼすべての国産車のFトー角調整はコレ!

 

車両下に潜り、フロント側左右の車軸を確認すると。。。

 

車によって車軸の前側・後ろ側などの設定はありますが、調整箇所が見えてきます。

 

 

それが ▼

 

 

ステアリングユニットから伸びるタイロッド

 

 

このタイロッドは、ステアリング機構から、タイヤ側へと繋がっており

 

ハンドルを切った際、ロッドが押される&引っ張られることで

 

タイヤの向きを変えています。

 

 

 

先ほどからしつこく出てくる「フロントトー角」は

 

このロッドの長さを調整することで、角度を変化させることが出来ます。

 

 

 

 

 

あとは画像の通りの調整

 

 

調整式のロッドは、通常時回ることが無いようナットで締め付け固定されています。

 

 

その固定ナットを緩めることで、調整可能な状態となり

 

角度値の変化を見ながら、メーカー基準値に合わせるよう細かく調整します

 

 

 

 

左右ともにメーカー基準値である【+0°02】に調整しました

 

 

調整したことで、すべての数値が緑色の表示に。

 

すべてのメーカーの指定する範囲内に収まっている状態です

 

 

 

 

 

 

調整後は、状況に応じて ハンドルセンターテストを繰り返したり

 

何度か確認し、テスター機材を外せば作業完了です。

 

 

 

 

 

 

 

 

作業完了です!

 

 

ふと見ると、フロントグリル周りに”

 

純正パーツでここまで! すごいですね(*´∀`)

 

 

 

最近の車は、軽自動車であってもデザインもよく

 

外装だけでなく内装も良いので、なかなか侮れないです (´ω`)

 

 

 

車両価格が高くなっているのも頷けますね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なにはともあれ、作業は完了!

 

 

まだまだこれからのお車なので、今後も頑張っていただきましょう!

 

アライメント測定・調整作業のご依頼ありがとうございました。

 

 

 

 

電気自動車のタイヤ交換や、アライメント調整作業も

 

タイヤ館師勝にお任せください (・ω・´ )

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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タイヤ館 師勝
住所:481-0013愛知県北名古屋市二子松江28-1
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カテゴリ:アライメント関連 

担当者:岡島