VOXY(ZRR80W) 「車高調取付&スピーカー交換」
#VOXY ♯ZRR80 ♯車高調 ♯スピーカー交換
愛知県北名古屋市のタイヤショップ、「タイヤ館師勝」
スタッフの岡島です。
今回は、また2つ以上の作業を一気に紹介の、ミックス事例 (・ω・)
当店ではちょっと珍しい作業も。
トヨタ・VOXY(ZRR80W)「フロントドアスピーカー交換&車高調取り付け」
ちょっと珍しい組み合わせですね~
スピーカー交換は中々携わる機会が無いので、ちょっとワクワクのスタッフ岡島 (*´ω`)
それではひとつずつ見ていきましょう。
まずはドアスピーカー交換から!(と言うより、ほとんどがスピーカー交換ですが…)
まず、ドア内張りを外します
前回の画像です。
以前ドライブレコーダー等の作業の際に、ドア内張りパネルの外しの
リハーサルはしておいたので、特に気を付けるところはないのですが
それでも傷や破損などはしないよう慎重に外していきます。
ドアの内張りパネルを外すとこうなってます
ドアの内側はインナーパネルに穴(サービスホール)が開いており
ビニールでふさがれる形で防水処理しています。
スピーカーは前方ですね。さっそく外し作業からしていきましょう!
リベット止めされた純正スピーカーを外していきます
トヨタ車の純正スピーカーはリベット止めしてあることが多いため
ドライバーなどは使用できずニッパーで切るのも至難の業 (;´Д`)
そのためドリルがあると楽で早いですが、ドリルの刃に注意。
ガラスは降ろしたままで作業は、絶対にしないようにしましょう!
外れたあとのリベットの頭が裏側に落ちるので、忘れず回収しましょう (´ω`)
純正品と社外品のスピーカーを比べてみましょう
特にマグネットの大きさが段違いですね! (・∀・)
フレームも交換品は金属、純正スピーカーは樹脂製なので剛性も違います。
その代わり純正品は非常に軽く、紙コーンのため裏側に水除けもついています。
交換するスピーカーには、ツィーター部とウーハー部の能力を活かすための
ネットワークユニットもついていますので、かなり音質は上がりそうです!
さて、交換作業の続きです
標準で制振材が貼ってありましたが、ちょっと問題も。
内装パネルは外した形跡が無く、スピーカーはリベット止めの純正スピーカー状態なので
出てきたこれは初期状態からついている制振材だと思われるのですが
スピーカーホール裏のアウターパネルに1個ついていました!
でも何か浮いてない?(;´Д`)
という第一印象。
なのでちょっと触ってみると、なんと!
簡単に手でめくれる・・・(´・ω・`)
外からドアパネルをコンコンと叩いてみると
どうも制振効果が出ていないようなので・・・
どうせなら、しっかり密着させておきましょう
手でめくれる程度では、ほぼ密着してないと思われるので
改めてしっかり密着させておきました。
密着させてから、外からドアパネルを叩いてみると打音が変わったのでOKかな?
しかし、やっぱり純正?なのか、結構しっかりとした厚めの制振材がついていました。
まぁこのあとポイントを増やすのですが・・・
”追い制振材”で、もりもり・・・
ついでということで持ち込みの制振材がありますので
純正のポイント制振材周りに、ポイントを追加して補強しておきました。
ここまで施工すると、いわゆるデッドニングの領域になってきますが
アウターパネルへの制振材だけなので
音質に寄与するわけではなく、音漏れの抑制対策ですね。。。 (・ω・)
デッドニング自体も、制振材にしろ吸音材にしろ
ただ広範囲に材料を使えば良いというわけでなく、闇雲にベタベタ貼ってしまうことで
雨水の排水を阻害してカビやサビの原因になったり
内張りパネルの装着が甘くなると、かえって異音トラブルの原因になったりと
注意力がいる難しい作業なんですよね・・・ (´・ω・`)
カーオーディオプロショップってすごいです。
あとはバッフル→スピーカーの順で取り付け
このコアキシャルスピーカー、センター部のツィーターには方向があり
音の出る向きがあるので、スピーカー本体を取り付けるときの注意点のひとつです。
指向性を真上に向ける場合が多いようですが、より聞こえやすいように
少しずらして、運転席・助手席方向にアジャストしました。
ネットワークのボックスは内装パネルと干渉しない空間に付けないと
干渉してしまい、パネルが正しく装着できなくなりますので注意しましょう (;´Д`)
あとは、音出しチェックを行いツィーター部・ウーハー部共に
音声出力に問題ないか確認したらスピーカー取付は完了です。
ビフォーアフターです (・ω・)
見た目にはスピーカーが変わり、交換後のスピーカーにはネットワークが
追加された程度で、さほど目新しさはありませんが。。。
〇で囲った「厚め柔らかめのスポンジ」は、ビニールの振動などによる動揺防止のため
一番大きなサービスホールの中心に来るように付けてありますが
内張りパネルの内側によりスポンジが押され、ビニールに適度なテンションが掛かり
振動を抑えられる、ちょっとした音質・異音対策の一環ですね。
有名メーカーのデッドニングキットにも、同様のスポンジが入っていたりします (´ω`)
(既製品はこんなに安っぽくはありませんが・・・)
スピーカーは完了したので、次は足回り(車高調)編!
車高調取り付け自体は、委託業者にお願いしておりますので・・・
委託で交換された車高調、最後に調整を行います。
足廻り交換作業の委託先から上がってくる際、走行することにより
サスペンションの緊張がほぐれ馴染むことで、車高が多少変化する場合があるので
車高チェックを行い、前後差/左右差が出ないよう車高調整をしてから
仕上げにアライメント測定と調整を行いました。
足廻りは、タイヤの接地圧の変化にも関わる稼働部品なので
部品の交換や車高調整をされた場合は、きちんとアライメント調整もして
バランスを整えてあげましょう! (・∀・)
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担当者:岡島