サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

アベンシス(ZRT272W) 「ミッションオイル、CVTF交換」

【トヨタ アベンシスワゴン メンテナンス商品 オイル関連 > ATF交換】
2022年5月3日

#アベンシス #ZRT272W #CVTF交換 #ミッションオイル

 

愛知県北名古屋市のタイヤショップ「タイヤ館師勝」は

 

mozoワンダーシティさん東側より北へ600mのところにございます。

 

 

 

 

今回はオイル!

 

オイルはオイルでもミッションオイル、ミッションはミッションでもCVT!

 

 

 

 

アベンシス(ZRT272W)の「CVTフルード交換」を担当しました。

 

 

 

 

100,000kmを超えている車両でしたので、交換が可能な状態か不安でしたが

 

お客様いわく、普段20,000km毎ぐらいにCVTFを交換していたそうです。

 

 

それなら安心~、と思いきや、CVTフルードの判定は。。。後ほど!

 

 

 

 

トヨタ・アベンシスこの車、実はイギリスで製造されていて

 

欧州がメインターゲットになる、日本では輸入車感のあるお車ですが

 

2Lエンジン・ミッションはトヨタ主力の”3ZR-FAE”と”SuperCVT-i”の組み合わせ。

 

なので

 

70~80ノア・VOXY・60ハリアーなどでも、お馴染みのパワーユニットですね!

 

 

 

 

 

当店のCVTF交換は「循環交換式」で行うため

 

SuperCVT-iの場合、車両にもよりますが専門ツールが必要になります。

 

 

 

 

ということで。。。

 

 

 

 

 

まずは使用するツールの選定!

 

 

 

ドレンボルトと置き換えて、オイルチェンジャーと接続をするためのアタッチメント

 

 

メーカーや車両に設定されているミッション形式によって違う「ネジ径・ピッチ」

 

に合わせたものを選定します。

 

 

 

 

 

 

 

ミッション側のオイルパンにチャッキングツールを取り付けます

 

 

 

トヨタ SuperCVT-iのオイルパン下部についているオイルドレンボルト。

 

ここにチャッキングツール(アタッチメント)を取り付け

 

チェンジャーのホースをつないで準備は完了!

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで今回使用するCVTフルードはこちら。

 

 

CVTFは「エコダッシュAT&CVT マルチフルード」を使用します

 

 

 

低燃費車にオススメのフルード(オイル)です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

専用のオイルチェンジャーに接続し、まずフルードの状態を測定

 

 

良好(グリーン)注意(イエロー)要交換(レッド)→AE(交換不可)

 

の中から各2段階、計7段階の判定結果が出てきます。

 

 

 

今回の判定は「レッドゾーン」のAE寄り

 

 

 

もう少しで交換不可レベルの汚れ判定、、、危なかったですね~(;´Д`)

 

 

 

 

やはり100,000km以上乗られていると、20,000km毎に交換していても

 

結構汚れてしまいますね!

 

 

 

もしくは、前回の交換履歴シール・表示などが見当たらなかったので

 

ひょっとしたら交換時期を少し過ぎていたのかもしれません。

 

 

 

なにはともあれ交換可能の範囲内です。

 

 

 

 

 

 

 

さっそく、そのまま循環交換スタート!

 

 

 

交換は、チェンジャーにより全自動!

 

 

 

エンジンをかけ、CVTオイルをミッション内で循環させながら

 

古いオイルを抜き、少量新油を入れ循環、再びオイルを抜いて、また少量新油を入れ循環

 

を繰り返すことにより、内部の汚れを落としつつ

 

ミッション内と、フルードがきれいになっていきます。

 

 

 

設定量の循環が完了したら、再度フルード状態を測定

 

 

交換後は「グリーンゾーン」(良好)の判定

 

 

 

 

これで、CVTフルードはきれいになりました!

 

 

 

 

 

 

ATF/CVTF交換は、2年または20,000毎の交換が推奨されていますが

 

走行距離や走行条件によっては、早めの交換がおすすめです。

 

 

 

 

 

 

以上CVTフルード交換でした!

 

 

 

ATF・CVTFは無交換の場合、即時に壊れる、不具合が発生することは

 

少ないものの、機械に使われるオイルで無交換でもOKというものはありませんので

 

定期的に点検と交換しましょう!

 

 

 

 

AT・CVTフルードの交換は、先述のフルード測定の結果などによっては

 

交換をお受けできかねる場合もございますので、まずはご相談ください!

 

 

 

カテゴリ:メンテナンス関連 

担当者:岡島