アベンシス(ZRT272W) 「ミッションオイル、CVTF交換」
#アベンシス #ZRT272W #CVTF交換 #ミッションオイル
愛知県北名古屋市のタイヤショップ「タイヤ館師勝」は
mozoワンダーシティさん東側より北へ600mのところにございます。
今回はオイル!
オイルはオイルでもミッションオイル、ミッションはミッションでもCVT!
アベンシス(ZRT272W)の「CVTフルード交換」を担当しました。
100,000kmを超えている車両でしたので、交換が可能な状態か不安でしたが
お客様いわく、普段20,000km毎ぐらいにCVTFを交換していたそうです。
それなら安心~、と思いきや、CVTフルードの判定は。。。後ほど!
トヨタ・アベンシス。この車、実はイギリスで製造されていて
欧州がメインターゲットになる、日本では輸入車感のあるお車ですが
2Lエンジン・ミッションはトヨタ主力の”3ZR-FAE”と”SuperCVT-i”の組み合わせ。
なので
70~80ノア・VOXY・60ハリアーなどでも、お馴染みのパワーユニットですね!
当店のCVTF交換は「循環交換式」で行うため
SuperCVT-iの場合、車両にもよりますが専門ツールが必要になります。
ということで。。。
まずは使用するツールの選定!
ドレンボルトと置き換えて、オイルチェンジャーと接続をするためのアタッチメント。
メーカーや車両に設定されているミッション形式によって違う「ネジ径・ピッチ」
に合わせたものを選定します。
ミッション側のオイルパンにチャッキングツールを取り付けます
トヨタ SuperCVT-iのオイルパン下部についているオイルドレンボルト。
ここにチャッキングツール(アタッチメント)を取り付けし
チェンジャーのホースをつないで準備は完了!
ところで今回使用するCVTフルードはこちら。
CVTFは「エコダッシュAT&CVT マルチフルード」を使用します
低燃費車にオススメのフルード(オイル)です。
専用のオイルチェンジャーに接続し、まずフルードの状態を測定。
良好(グリーン)→注意(イエロー)→要交換(レッド)→AE(交換不可)
の中から各2段階、計7段階の判定結果が出てきます。
今回の判定は「レッドゾーン」のAE寄り
もう少しで交換不可レベルの汚れ判定、、、危なかったですね~(;´Д`)
やはり100,000km以上乗られていると、20,000km毎に交換していても
結構汚れてしまいますね!
もしくは、前回の交換履歴シール・表示などが見当たらなかったので
ひょっとしたら交換時期を少し過ぎていたのかもしれません。
なにはともあれ交換可能の範囲内です。
さっそく、そのまま循環交換スタート!
交換は、チェンジャーにより全自動!
エンジンをかけ、CVTオイルをミッション内で循環させながら
古いオイルを抜き、少量新油を入れ循環、再びオイルを抜いて、また少量新油を入れ循環
を繰り返すことにより、内部の汚れを落としつつ
ミッション内と、フルードがきれいになっていきます。
設定量の循環が完了したら、再度フルード状態を測定
交換後は「グリーンゾーン」(良好)の判定
これで、CVTフルードはきれいになりました!
ATF/CVTF交換は、2年または20,000毎の交換が推奨されていますが
走行距離や走行条件によっては、早めの交換がおすすめです。
以上CVTフルード交換でした!
ATF・CVTFは無交換の場合、即時に壊れる、不具合が発生することは
少ないものの、機械に使われるオイルで無交換でもOKというものはありませんので
定期的に点検と交換しましょう!
AT・CVTフルードの交換は、先述のフルード測定の結果などによっては
交換をお受けできかねる場合もございますので、まずはご相談ください!
カテゴリ:メンテナンス関連
担当者:岡島