お任せください!「アライメント」
愛知県北名古屋市の「タイヤ館師勝」 スタッフの岡島です。
お電話で「そちらでアライメントできますか?」とお問い合わせいただくことが多い
「4輪ホイールアライメント」
先日は トヨタ・アイシスのアライメントを担当したときの事例です。
このアイシスにお乗りのお客様も、お電話でアライメントについてのご相談からでした。
現在、自覚されている症状やアライメントご依頼の理由を詳しく伺うと
タイヤの接地面の内側が減ってしまう「片減り」がひどいとの事。
打ち合わせの上、ご予約を頂きました。
指定の日時にご来店いただき、早速測定 (´ω`)
測定結果は、調整がきかない部分は概ねメーカー指定基準値内に収まっており良好
しかし、問題のフロントトー角
× 左前 -6.8mm × 右前 -8.4mm
と、かなり大きくズレてしまっています。
この車両の場合、フロントトー角の基準値は+0.6mm (誤差範囲±0.6mm) のため
マイナス方向は、±0.00mm以下になっていると基準範囲外の角度なのですが
予想以上のズレです。
基本的にトー角はプラス値であれば、タイヤが車両の内側に向かい
マイナス値の場合は、その反対の外側に向かっていくことになります。
フロントタイヤの左右とも過度に外側に向かって転がっていこうとするため
互いの力が引っ張り合い、タイヤが引きずられながら走っていたことにより
こんな大きな「内減り」が発生していたようです。。。
外側はタイヤパタン(模様)がわかるぐらい残っているのに対し
内側は、ゴムを支えるスチールコードやベルトなどが露出しています。
路面のアスファルトにダメージを与えたり、削れたスチール粉などによる
粉塵発生の元になります。
短時間でこれだけの摩耗ですから、タイヤにかなり過度な負担が
かかっていたようですね。 幸い原因はわかりましたのでお客様に説明後
しっかりと調整をさせて頂きました。
調整後のデータがこちらです
調整前データの下の赤字の部分がズレていたフロントトー角。
その右の調整後のデータではしっかり 左+0.6mm 右+0.6mm になっていますね。
これで、お車のメーカー基準値通りのトー角となり、タイヤの負担も軽減 (・∀・)♪
過度な片減りもなくなりますので、安心してまた長く乗って頂きたいですね!
アライメント調整作業は是非、タイヤ館師勝にご相談ください。
※ 一部国産車・輸入車など、車種グレードによっては調整作業ができないお車もございます。
カテゴリ:アライメント関連
担当者:岡島