サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

バーストの危険とタイヤ交換

2020年9月30日

 

愛知県北名古屋市のタイヤ館師勝、スタッフの岡島です。

 

 

 

 

今回は、パンクとバースト の作業とおはなし

 

 

 

 

 

バーストによる、タイヤ2本交換を担当しました

 

 

 

 

バーストしたため、スペアタイヤに換えてご来店。

 

走行のバランスを考えて左右2本交換させていただきました。

 

 

 

 

それでは、バーストしたタイヤを見ていきましょう (´ω`)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バラバラに近い状態で、トレッドもはがれています

 

 

 

 

 

かなりの衝撃が想像できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サイド部はかなりひどいことになっています。。。

 

 

 

ゴムは粉々、空気圧を支える働きをするコードも

 

全体的にちぎれてしまっていますね (´・ω・`)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正常なタイヤとの比較。パンクでここまでボロボロになります

 

 

 

 

 

 

バーストの原因は、ダメージの蓄積と外部からの応力によるものが多いです。

 

 

 

タイヤはゴムだけでなく、骨格となるワイヤーやコードなどが入っており

 

車重を支えるための空気圧(内圧)を抑えています。

 

 

 

 

 

車も走らせていると、縁石にこすったり異物が刺さりパンクしたりと

 

いろいろタイヤにとって過酷な状況が多いわけですが

 

 

 

 

特にタイヤに過度な衝撃が加わると、この支えているワイヤーやコードが破れ

 

外に出ていこうとする内圧を抑えられずタイヤ破裂を起こす

 

「バースト」が発生してしまうわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

バーストを経験した方は

 

 

 

● 縁石にぶつけてバーストした

 

● スピードの出てる道でキャッツアイを踏んでバーストした

 

● 高速道路でいきなりバーストした

 

 

 

という事例に心当たりがあるのではないでしょうか。

 

 

 

縁石やキャッツアイなど障害物にぶつかっての破裂は

 

先ほどの通り、タイヤに過度な衝撃が加わるためなのでイメージしやすいと思います。

 

 

 

では

 

 

● 高速道路でいきなりバースト

 

 

とは、どんな状況で発生するのでしょうか。

 

 

 

 

 

それはズバリ 「タイヤへのダメージの蓄積」 です!

 

 

 

 

 

過去に、障害物にぶつけるなど、パンクやバーストまではいかない強い衝撃を与えていたり

 

パンク修理はしたものの、空気圧が低い状態で走行した

 

空気圧の低い状態で長い時間走行するなどにより、タイヤ内部のコード類に

 

負荷や疲労がたまり強度が落ちてしまっている状況で

 

高速走行をすることによって、タイヤ温度上昇によって内圧が上昇。

 

 

 

 

結果、「上がった内圧に、タイヤが耐え切れず破裂してしまう

 

ことによりバーストが発生します。

 

 

特に高速走行時のバーストは、コントロールを失う可能性もあり怖いですね (´・ω・`)

 

 

 

 

 

 

 

空気圧不足のタイヤは、「たわみ」や「つぶれ」が大きくなり

 

タイヤのたわみが大きいとタイヤの温度があがりやすいので

 

安全のため、高速道路を走る前は必ず「空気圧点検」を行いましょう!

 

 

 

 

 

 

 

よく、「タイヤは古くなるとバーストしやすい?」と聞かれますが

 

ゴム内部のコードが露出するほど、ひび割れを起こしていたり

 

ツルツルになるほど走っていない限りコードの強度は低下しません。

 

 

 

原因は先述したとおり、衝撃と温度上昇によるダメージの蓄積なので

 

過去に強度が落ちる原因があったかどうかの方が重要です。

 

 

 

事故を未然にふせぐためには

 

 

 

・ぶつけたけどバーストしなかったから安心!と思わず、必ず専門店で点検すること

 

・適正空気圧と、定期的な空気圧チェックと充填

 

 

 

コレが大事です!

 

困ったら是非「タイヤ館」に、ご相談ください。

 

 

 

 

 

タイヤの適正管理で、安全なカーライフを!(`・ω・´)

 

 

カテゴリ:タイヤ関連 

担当者:岡島