スタッフ日記

スタッフがさまざまなテーマでクルマに関する情報をお伝えします。

パンク痕

2022年2月28日

パンクしてしまい、修理を依頼したら

断られてしまったという方も

いらっしゃるのではないでしょうか。

 

パンクをされて、お店にタイヤを持ち込まれたという

経験がある方はご存知かもしれませんが

空気の少ない状態で走行すると

少しの距離であっても

タイヤの側面が傷付いて、修理不可になってしまいます。

この写真のタイヤはかなりわかりやすいですが

削れて側面の文字が消えているのが見えます。

この状態はもちろんのこと

薄っすらとした痕であっても修理が出来ないケースがあります。

何故かというと、タイヤの内部は外面以上に削れてしまうからです。

写真のタイヤの内面はどうだったかというと・・・

タイヤの骨組みであるワイヤーが見えています。

タイヤのサイド部はタイヤの中で一番薄い部分です。

この状態で空気を無理やり入れると破裂(バースト)します。

写真の様にわかりやすい痕であれば簡単ですが

見えにくい、うっすらとした痕でも同じく

修理が出来ません。

理由は先程と同じです。

傷の大小ではなく、痕があった時点で危険なのです。

 

なかなか気付きにくいパンクですが

事前予防としてできる事は

空気圧の点検と小まめな目視です。

最低でも月に一度の空気圧の点検と

なるべくタイヤに目を向ける機会を

作ることで防ぐ可能性が高まります。

担当者:碓井