スタッフ日記

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ひび割れ注意

2022年2月15日

タイヤのひび割れって、なかなか見る機会がないですよね!

普段、ご自宅で交換してても見落としがちな部分かもしれません。

それもそのはず。意外とわかりにくいんです!

 

タイヤの地面と接地する部分を拡大しました。

小さいシワのような跡。これがひび割れです。

経年劣化している目安になります。

一般的にタイヤの交換年数の目安は3〜5年です。

溝の状態によって前後したり

経年劣化の進行も保管状況や走行路面により

大きく変わります。

ひび割れが進行すると割れた部分から水が入り

タイヤ内部のゴム、タイヤを構成する骨組み部分の劣化を早め

バースト(破裂)を起してしまう危険性があります。

 

ひび割れはなかなか判断が難しいですが

セリアル(タイヤの製造年)をひとつの目安とする方法もあります。

セリアルは写真の位置に刻印されています。

基本的にホイール表の見える面にありますが

タイヤによって反対に刻印されているケースもあります。

その時は反対側のタイヤを見ていただければと思います。

セリアルの見方ですが、4桁の数に注目してください。

写真のタイヤは「0616」ですね。

2000年以降のタイヤは

上の2桁が製造週(16週)

下の2桁が製造年(2016年)になります。

写真のタイヤは2016年 16週のタイヤになります。

実際のタイヤの状態で確認することが1番ですが

セリアルを見て、心配でしたら

お店で点検することをおすすめします。

3年が経っていて、お店で見てもらったことが

一度もなければ、ぜひお持ちください。

カテゴリ:タイヤ 

担当者:碓井