サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

ポルシェ 997 カレラ4S アライメント調整

2019年7月1日

ども!!

OK-Pです!!!

 

本日の作業紹介はこちら('ω')ノ

ポルシェ 997 カレラ4Sのアライメント調整です(*‘ω‘ *)

 

調整個所は前後のトーとキャンバーの計8か所です。

フロントのトー調整はタイロッドエンド、キャンバー調整はストラットアッパーマウントの3本のボルトを緩めて行います。まあ、定番の調整方法ですね。

 

リアの調整はどちらもアームの付け根にあるカムボルトで行います。

上の写真の矢印がキャンバー調整用のカムボルトです。

工具の長さを間違えてしまうと、ホイール裏に当たってしまい、うまく緩めたり締めたりできません。

そして最大の問題が上の写真の赤い矢印にある、トー調整用のカムボルトです。

実はこれ反対側のナットの周りをコの字に覆うようにサブフレームがあります。

そのため、写真の黄色い矢印にあるスタビリンクの付け根を外して、工具の振り幅を確保します。ただ、外しても工具が入る隙間が限られてしまっているので、ラチェット等の早回し用の工具はは使用できず、メガネレンチ等でチョコチョコとやらないといけません。

後継モデルの991からはこのようなことは無いので、メーカーも失敗したっ!!と思ったんでしょうかね(;^ω^)

 

因みに今回のアライメント調整での入庫理由は、コイルオーバーキットの装着だそうです。

足回りの部品を交換しますと、往々にして車高の変化が起きます。その時にアライメント調整を怠ってしまうと、タイヤの片減り等の原因にもなります。足回り交換の際はアライメント調整をお忘れなく(*‘∀‘)

 

しっかし、この角度のポルシェはかっこいいなぁ~(^ω^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

#タイヤ館 パドック 246 P246 ポルシェ カレラ 997 4S アライメント調整

担当者:OK-P