サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

謎の玉

2020年5月14日

本日は私もはじめての体験をご紹介します。
お客様から「走っていると砂のようなシャーという音がする」という事で、タイヤの点検のご依頼をいただきました。
早速、タイヤとホイールをバラシて見てみると

!?なんでしょうかこのベアリングの様な玉は?
こんなのがタイヤの中から出てきたのは、私は初めての経験で驚いてしまいました。

 
色々調べてみると、タイヤの粉が湿気と反応して長い時間をかけて丸く固められたものの様です。
タイヤって空気圧が低い状態で乗ると、タイヤの内側が擦れて粉が発生するんです。
実際、このお客様の車が空気圧が低い状態で走ったかどうかは分かりませんが、タイヤの粉がこの玉を作る原因であることは間違いなさそうです。
ちなみにタイヤがパンクした状態で無理に走り続けると内側がボロボロに擦れてしまって、タイヤ内側に大量に粉が発生します。
そこまで粉が大量に発生していると、内部がかなり痛んでますのでタイヤの再使用は不可能と思います。

 
タイヤの空気圧不足はすべてにおいて悪影響を及ぼします。
燃費悪化、タイヤの偏摩耗、最悪はタイヤバーストを引き起こします。
なので、定期的なタイヤの空気圧チェックをおススメしますよ~。
あとは車に乗るときは車の周りをグルッと1周して、タイヤがパンクしてないかをチェック。
パンクを発見したら、絶対に走っちゃダメですよ~。
空気圧チェックは安全ドライブの第一歩。
空気圧、ひび割れ、残溝などタイヤのコンディションチェックも是非当店へ。
お待ちしております。