サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

今日も調整していきましょう!

2020年7月26日

みなさま、こんにちは。
4連休、満喫してらっしゃいますか?
またコロナウイルスが第二波の流行をみせております。
お出かけの際は十分な対策をしてお出かけしましょうね~。

 
今日もアライメント調整をやっていきますよ~。
今回のお客様のお車はスバルレガシィ。
足回りを交換されたという事でのアライメント調整のご依頼です。
さぁしっかりやっていきましょう。

最初に試走した感じでは、フロントも狂っているけどリヤに違和感がある。
車が少し斜めに走っている感じです。
ステアリングのセンターも少しズレてます。
足回りを交換して車高も2~3センチ下がっているという事なので、ズレていて当然なのでしっかりと整えていきたいと思います。

レガシィの場合はフロントのトーとキャンバー、リヤのトー調整ができます。
測定、調整の前にフロントのストラットの取り付けボルトを緩めます。
スバル車は写真中央の2本のボルトの上が偏芯カムになっていて、そこでキャンバー調整を行います。
1枚目の写真はココを緩めるために、フロントを持ち上げています。

緩め終わったらタイヤを再度取り付けて、センサーを取り付けて計測します。
スバル車の場合、一度ストラットのボルトを緩めるための作業がある為少し時間が掛かります。
でもキャンバー調整までできるので、狙った数値への調整がしやすいという意味ではとっても良いですね。

リヤのトー調整箇所です。
ここのナットを緩めて調整していきます。
少し動かしただけでもかなり動くので、アライメントテスターを使った調整でないときちんとした調整はできないと思います。
フロントがいくらそろっていても、リヤが狂ってしまっていたら台無し。
リヤのアライメントもとっても重要なんです。

フロントはタイロッドでトー調整、ストラットのナックル側上部ボルトでキャンバー調整です。
キャンバーとトーは密接な関係があるので、どちらか一方を調整というより両方をセットで調整していきます。
キャンバーを調整すればトーも動いてしまう。
また反対も同じなので、セットで徐々に調整していく感じですね。
難しい作業ですよ~。

無事、調整完了しました。
結果からいうと、4輪すべてズレてました。
これは足回りを外しているので、どんな車でも同じだと思います。
しっかりとすべて基準値に調整できましたので、バッチリOKです。
試走した感じも、最初にあったステアリングのセンターズレも解消し車の直進性も良くなりました。
交換されたビルシュタインとも相まって、とてもカッチリとした感じでスポーツカーみたいです。
オトナのツーリングワゴンって感じでカッコイイですね。

 
最近の車は非常に良くできている分、少しのズレでも車の動きに出てしまう傾向にあるような気がします。
また自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)などが装備されている車は、アライメントのズレが自動ブレーキの動作に影響してしまうので、ズレたままにしてしまうと重大な誤動作につながる可能性があります。
気になる方は是非当店へご相談くださいね~。
アライメントの事なら是非当店へ。
みなさまのご来店、お待ちしております。