おかてんの「語源紀行」No.46
スタッフ日記へのアクセスありがとうございます。
46回目の語源紀行、約10ケ月かかりグルリと一巡しまして再び「あ」から…
『あんばい』です。
【意味】あんばいとは、具合・加減・程度のこと。漢字表記には「塩梅」と「按排」があり、
「按排」の別表記として「按配」「案配」「案排」がある。
【語源・由来】
塩梅の本来の読みは「えんばい」で、塩と梅酢を合わせた調味料を意味していた。
その味加減が良い物を「塩梅(えんばい)」と言うようになり、
現在では酢に味醂(みりん)・酒・砂糖や香辛料を加えて調味した「加減酢(かげんず)」を
「塩梅酢(あんばいず)」とも言う。
按排の読みは、元々「あんばい」で、上手く処置するや具合よく並べるといった意味であったが、
「塩梅」と「按排」の意味が、『よい具合にする』という点で似ていたため混同が起こり、
「塩梅」も「あんばい」となった。
この混同は中世からと考えられるが、中国でも古くに混同された例が見られる。
また、体調の具合を意味するようになったのは、近世頃とされている。
【語源由来辞典より】
だそうです…
いよいよ暑い季節がやって来ました…塩分を「あんばい」よく接種して
くれぐれも「熱中症」には気を付けたいですね!
又、汗をかく季節、お風呂にノンビリつかって疲れを癒したいですが、
時間やお湯加減も「あんばい」よく…のぼせたりしないように、しましょうね!
担当者:おかてん【店長 岡】