おかてんの「語源紀行」No.33
2013年12月28日
スタッフ日記へのアクセスありがとうございます。
33回目の語源紀行、今日は「む」から…
『村八分(むらはちぶ)』です。
【意味】村八分とは、仲間はずれにすること。村の掟や秩序を破った人や家族に対し、
村民全部が申し合わせて絶交するもの。村はずし。
【語源・由来】
村八分は、江戸時代から行われた習慣である。
村八分の「八分」とは、十分ある交際のうち、葬式と火事の際の消火活動の二分以外は
付き合わないという意味からで、のけ者にすることを「八分する」とも言った。
十分のうちの八分は、「冠・婚礼・出産・病気・建築・水害・年忌・旅行」である。
村八分の語源には、上記のほか、払い除けて信用しない意味の「撥撫(はつむ)」が転じ、
「八分」になったとする説もある。
だそうです・・・やっと長年の謎が解けました!小さい頃、意味を良く分からず
「村八やぁ~」とか言ってましたが、「十分」のうちの「八分」だったんですね・・・
村など、ご近所付き合いが盛んな時代ならでは!な言い回しですよね・・・
近所付き合いの希薄な現代では、さしずめ『村十分』いや『街十分』てとこですかね・・・
担当者:おかてん【店長 岡】