サービス事例 / 2021年12月6日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

「このスタッドレス、今年も大丈夫かな?」と思ったら無料安全点検をご活用ください

【タイヤ その他 > スタッドレス・メンテナンス】
2021年12月6日

 クルマの日常の点検は欠かせない……なんて免許を取る際の講習で聞いた記憶がありますが、愛車を長く安全に乗り続けるために「点検」はとても大事ですね。なかでもタイヤは、走行距離を重ねればすり減りますし、走らなくても経年劣化により硬くなったりひび割れたりします。クルマの安全走行にかかせないタイヤの点検について、当店では「空気圧」「偏摩耗」「外傷」「残溝」の4項目にわたって無料で実施しています。

 偏ったタイヤのすり減りや走行燃費に影響を与えるタイヤの「空気圧」、安全性だけではなく経済性も損なうタイヤの「偏摩耗」、バースト(破裂)の原因ともなるタイヤの「外傷」、雨の日に排水性が低下しブレーキ性能の低下や高速走行時の安定性の低下をまねく恐れがあるタイヤの「残溝」の状態という4項目にわたり、プロの目でしっかりとチェックしますので、ぜひご活用ください。

 そしてこれからの時期はスタッドレスタイヤを装着する方も多くいらっしゃいますが、昨シーズンまで使用していたスタッドレスタイヤに履き替える際には、そのコンディションを正しく把握し、今年の冬も安全で快適に使用できるかどうか見極めることがとても重要です。履き替えの前に、お持ちいただいたタイヤを点検することもできますので、スタッドレスタイヤの点検も当店にお任せください。

【溝の深さとゴムの硬さが大事!?

 スタッドレスの点検については、夏タイヤと異なる部分もありますので、ここでご紹介しましょう。まずは空気圧。春から秋にかけての保管中に、空気圧はかなり減少しています。装着の前には必ず適正な空気圧が保たれ、パンク等による空気圧低下がないかの確認が必要です。もちろん装着後も空気圧点検はこまめに。空気圧が低いと燃費は低下し、また高すぎてもタイヤの性能を十分に発揮できません。適正空気圧はクルマの運転席側のドア付近に書かれていますので、ご自分でも確認することができます。

 次はタイヤの摩耗具合です。夏タイヤは「スリップサイン」が現れる、溝の深さ1.6mmが使用限界となりますが、スタッドレスタイヤは溝の深さが新品の半分まで摩耗すると、冬用タイヤとして使えなくなります。溝の深さを点検する場所を「プラットホーム」と呼びますが、これはタイヤサイド4カ所 の矢印(↑)部分のトレッド(接地)面にあります。まだまだ溝は十分にあるなと思っていても、確認するとプラットホームが露出していたということがありますので、注意していただきたいところです。

 そしてもうひとつ、スタッドレスタイヤのコンディションで大事なのが硬度です。スタッドレスタイヤが氷雪路で滑りにくいのは、柔らかいゴムが路面に密着するから。それゆえゴムが硬くなったら、溝があっても十分な性能が引き出せなくなります。当店では専用の硬度計を使用してゴムの硬さをチェックします。見た目だけの印象では分かりにくい部分ですが、新品のスタッドレスタイヤとお使いいただいているタイヤの両方をチェックして比べると、その違いに驚かれる方も多いようです。残溝も含め、まだ使えるかどうか心配なときは、ぜひご相談ください。

空気圧の補充ついででもかまいませんので、当店の無料安全点検をぜひご利用ください。

 

カテゴリ:タイヤ交換 

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