作業事例

パンク内面修理

2019年2月23日

当店でのパンク修理のご案内です。

柏店では、タイヤのパンク修理は内面修理で行っております

なぜなら一般的な外面修理だとタイヤ内部の状態が確認できず

修理後、安全な状態で走行ができない場合もあります。

*タイヤが潰れてる状態で走行すると、引きずりがおきます。引きずりを起こしているにも関わらず、その現象を気付かずパンク修理をし、走行してしまうとバーストの危険性が高まります。

以上のことから、柏店ではタイヤ内部を確認してから修理を行う

内面修理を行わせていただいております。

ちなみに現在ではJAFさんでも内面修理を推奨されており

応急修理をした後に、当店のような専門店に内面修理をオススメしているみたいです。

では、どのような修理をするのかをご説明させていただきます。

①パンクの原因を探す

②タイヤをホイールから外し、内部の引きずりの確認・異物の確認をする

③刺さっている物を抜く

④抜いた穴に修理材(セメント)をねじ込む

*よく接着剤という方がいますが、これは加硫剤です

⑤脱脂剤を吹き付け、脱脂する

⑦内面修理の内面パッチを張る分を削る(チューブレスタイヤのエアー抜け防ぐ膜を削る)

⑨削った所にセメントを塗る

⑩キノコ型の内面修理材を穴に入れる

*この修理材とセメントが触れると加硫が起き、修理材とタイヤのゴムとが一体化する

⑪表から引っ張ることで、空いた穴が塞がる共に内部にパッチが貼られる

⑫パッチ部分をローラーで圧着(この圧着がとても大事)

*加硫を促進させるには熱と圧が必要

⑬チューブレスタイヤのエアー抜け防ぐ膜の再製

⑭最後に修理した所からのエアー漏れが無いかを確認した後

5㎜くらい残し、切る(引っ張って入れるので中に戻る分が有る為。飛び出てても走行時に削れていきます)

以上。

パンク修理って、実はそんな簡単なものでは無いんですよ!

タイヤは皆様の命を乗せています。

パンク修理は、専門店でしっかりタイヤの内部の状態を見てもらって

内面修理を行うことをオススメします!!

 

 

担当者:富樫

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