スタッフブログ(日記

スタッフがさまざまなテーマでクルマに関する情報をお伝えします。

オイル交換時期を大きく逃してしまったら・・・

2019年7月22日

エンジンオイルは種類によって個別に交換時期が定められています(=゚ω゚)ノ

 

そしてオイルフィルター(オイルエレメント)というエンジンオイルの汚れ取りフィルターも定期的な交換時期があります( ゚∀゚)

 

エンジンオイルは寿命を超えて使用すればエンジン内部の潤滑を行う性能などが落ち、エンジンの寿命を著しく縮めてしまいます(;´∀`)

 

そしてオイルフィルターが汚れで完全に詰まってしまうとオイルが循環しなくなってエンジン内部の部品が高熱で焼き付いてしまって壊れてしまうフィルター内の『バイパスバルブ』という通路が開いて“汚れているオイルでもそのまま通して強制的に潤滑させる”ようになります。

 

汚れたオイルでも循環していれば一応エンジンが即壊れることはありませんが、異物まみれのオイルが循環するとよろしくありません・・・(;´Д`)

 

こちらのエンジンは、5000kmが交換時期のエンジンオイルを入れていたものの約13,000km無交換だったエンジン

今はオイルを抜いているところですが、ドレンボルトを抜いてもチョロチョロとしかオイルが出てきません(・・;)

 

抜いたオイル量!

抜いたオイルをペットボトルに貯めたのですが、本来は4リットル入っているハズなのに200ミリリットルほどしかオイルが出てきませんでした(・_・;)

 

オイルの状態!

オイルをヘラですくってみると、このようにヘドロ状になった汚れが

本来はフィルターで濾されるハズだった汚れが、バイパスバルブが開いてしまったことでろ過されずに循環してしまったんですね(´・ω・`)

 

こびりつくオイル汚れ

ヘラにオイルをかけてみると、このようにベターっとへばりついて落ちませんД`)

 

つまりこのレベルまで汚れてしまったオイルはエンジン内部にヘバりついてしまうので、普通にオイル交換を行っても抜け落ちずに残ってしまうんです・・・

 

 

ヘドロ状になったオイルはエンジン内部の隙間に入り込んで固まりますし、細かいオイル通路が詰まってしまうとエンジン内部の潤滑不良が起きてしまいます( ノД`)

 

そしてこのまま新オイルを入れてもエンジン内部に残留したオイルが混じってすぐに真っ黒になってしまいます。゚(゚´Д`゚)゚。

 

潤滑不良になってしまうとエンジンの寿命が著しく短くなりますので、定期的なエンジンオイル交換を心がけてエンジンを調子よく保つようにいたしましょうΣd(≧∀≦*)

 

 

 

当店で使うエンジンオイルは、種類によって交換時期が「3ヶ月or3,000km」「6ヶ月or5,000」「12ヶ月or10,000」と分かれています

 

車の使用状況によって使用するオイルは変わってきますので、

「自分の車の使い方にはどのオイルが合っているのかな~?」

とお悩みの方にはアドバイスをさせていただきますので是非タイヤ館鎌ヶ谷までお問い合わせください(*´艸`)

 

また、もし交換時期を大きく逃してしまった場合はエンジン内部に残留したオイル汚れを取り除く“フラッシング”というエンジン内部のすすぎ洗いメニューもありますのでご相談くださいっ!!

 

タグ:ブリヂストン タイヤ館 千葉県 鎌ヶ谷 東道野辺 馬込沢 船橋 オランダ屋 ビッグボーイ ヨークマート マルエツ オイル交換 フラッシング オイル交換時期

 

カテゴリ:豆知識 メンテナンス 安全点検 

担当者:やっち