使えなくなったタイヤはどこへ行く?使用済みタイヤの行方
こんにちは、愛知県一宮市 名神自動車道の一宮インターと東海北陸道の一宮木曽川インターの間くらいにあるタイヤ館一宮バイパス店です。
タイヤをご購入いただいた際、今装着されているタイヤは「使用済タイヤ(廃タイヤ)」=産業廃棄物として厳格なルールのもと処理しなければなりません。
今日は、この使用済タイヤがどのように処理されていくのかご説明させていただきます。
まずお客様のお車から外したタイヤは、使用済タイヤでも盗難・不正転売の可能性もあるため修理不能の状態にするため側面にドリルなどで穴をあけます。
その後、一時的に自店の使用済タイヤ置場で回収を待ちます。
月に数回、専門の回収・処理業者の方がトラックで回収に来てくれます。
安全・効率を考え、規則正しく荷積みされていますね。
このあとは、処理工場へ搬入されます。
タイヤは埋め立てたりはしません。
使用済みタイヤ=ゴムは工場の熱源の燃料として使用できます。
これを利用しやすくするために、切断または破砕処理することでセメント工場・製紙工場・製鉄工場の熱源利用しやすくしているんですね。
この細かく破砕されたタイヤを「タイヤチップ」というそうです。
すでに利用された資源を再利用できる使用済タイヤ。
その適切利用のためには、運送費・人件費・処理費などがどうしても必要なため、お客様には処理費用をいただいております。
これからのエネルギーについて・環境について無駄なく資源を活用するためにも皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
担当者:たみや