スタッフ日記

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☆ブリヂストン製 オールシーズンタイヤ販売中☆

2023年9月29日

 

 

 

 

オールシーズンタイヤは雪道でも走行できるということで、冬季に注目をされることが多いですが、ブリヂストンのオールシーズンタイヤ『マルチウェザー』は、季節に関係なく1年中販売&取付けのご依頼やお問い合わせが絶えません。

 

そもそも「オールシーズンタイヤ」とは?

 

<<オールシーズンタイヤの台頭>>

オールシーズンタイヤのお問い合わせやご購入される方増えてます。『オールシーズンタイヤ』とは、乾いた路面、雨降りの日から冬の浅く積もった雪道まで、シーズン毎の履き替え不要で1年中使用できる全天候型のタイヤのことです。

近年まで冬の走行にはスタッドレスタイヤ。この一択でした。しかし、最近ではオールシーズンタイヤというものが注目を浴び始め、ブリヂストンタイヤも昨年初めて乗用車用オールシーズンタイヤ「マルチウェザー」を発売しました。

オールシーズンタイヤとは、晴天・雨天時の走行はもちろん、浅く積もった雪道でも走行が可能なタイヤです。タイヤの履き替えが不要で1年中履いたまま走行することができます。

このことから冬の走行には、「スタッドレスタイヤ」か「オールシーズンタイヤ」か、という選択ができるようになりました。

 

<<オールシーズンタイヤの注意すべき点>>

オールシーズンとは言え、弱点もあります。路面凍結(アイスバーン状態)には対応していないという事。凍結した道では、加速・曲がる・減速といったコントロールが困難で、スタッドレスタイヤと比較してもとても弱いというデメリットがあります。

あくまで夏タイヤの延長線上にあるタイヤとしての位置付けで、タイヤのゴムのコンパウンドは夏タイヤであってスタッドレスタイヤとは全く異なります。

 

<<オールシーズンタイヤの結論>>

基本的に雪が降り続いていたり、路面が凍結している場合にはクルマを運転しないという方向けのタイヤです。もし出先で突然雪が降ってきた時、自宅まで帰ることができるタイヤという位置付けです。

冬のレジャー(スキー・スノーボード・登山・キャンプ)をされる方はスタッドレスタイヤの購入がベスト。また、高速道路を頻繁に使われる方もスタッドレスタイヤで走行される方が良いでしょう。(高速道路は山間部を通っていることが多かったり、高架、橋梁、トンネルも多いので路面凍結しやすい区間も多いため)

気温が低下し路面凍結しやすい深夜早朝に運転される方もスタッドレスタイヤ装着の方が安心です。

ご自身のライフスタイルに合わせてベストなタイヤ選択を。

 

タイヤ館一宮バイパス店で販売中のオールシーズンタイヤは、

ブリヂストン マルチウェザー

タイヤ館・コクピットなどのブリヂストン専門店でしか販売していないタイヤです。販売店が限定されているためカタログやホームページではご紹介していない商品です。

 

軽からSUVまでをカバーする全25サイズをラインナップ。


オールシーズンタイヤのウェザーグリップは、天候を問わず走行が可能な夏タイヤ。
浅雪性能を持ち合わせているため、突然の雪にも慌てない。履き替え不要で手間いらず。
保管場所にも困らない。オールマイティさが特徴のタイヤです。



● 突然の降雪にもより安心



あまり雪が降らない地域にお住まいであっても、“突然の降雪には備えておきたい”というご要望にお応えするオールシーズンタイヤです。冬場のわずかな降雪や急な降雪に慌てたくないというお客様はご検討ください。



● 普段の道での性能も確保



ドライグリップ性能、ウェットグリップ性能なども夏タイヤ同等の性能を確保しています。

 

オールシーズンタイヤを詳しくチェック

現在ブリヂストンから発売中のオールシーズン「マルチウェザー」のトレッドパタンを詳しく見てみましょう。

 

「◀︎ROTATION」という刻印がありますが、これはタイヤの回転方向「ローテーション」を示しています。この印があると、決められた回転方向でしか性能を発揮できません。逆回転での誤装着にはご注意ください。

この場合、矢印の方向に回転させなければなりません。タイヤが踏みつけた水の排水性能を高めるたり、上記の「エッジ効果」を高めたりするため回転方向が決められています。

 

タイヤの位置替え(タイヤローテーション)は画像のように右は右の前後、左は左の前後ローテーションのみ可能で左右クロスローテーションはできません。ホイールと組んだ時点で右用・左用が決まってしまいます。

 

 

びっしりと細かくタイヤに切れ目が入っていますがこれが雪道で効くポイントとなります。このギザギザ(サイプ)が雪をひっかき滑りにくくします。(エッジ効果)

 

 

矢印のところ、タイヤの溝の一部に凸があります。ギザギザになっているものが「プラットフォーム」と呼ばれるもの。タイヤの溝が擦り減ってこの「プラットフォーム」と高さが同じになったら雪道での使用限界となり効き性能は大幅に落ちます。したがってそこまですり減ると「夏用タイヤ」としての性能だけになるということになります。オールシーズンタイヤとして使われるなら、新品に交換が必要となります。

 

矢印のところ、タイヤの溝の一部にもう一つ凸があります。上記「プラットフォーム」より段差は低いですがこれを「スリップサイン」と言い、このスリップサインの高さと擦り減ってきたタイヤの面が同じになるとタイヤの使用限界となり直ちにタイヤ交換が必要になります。ここまで擦り減ると、車検は通らなくなり、道路交通法の「整備不良」に該当し処罰の対象にもなってしまいます。

 

タイヤ館岡崎では、今回ご紹介させていただきました、オールシーズンタイヤ

「ブリヂストン マルチウェザー」

を店頭にて大量展示しております。

今シーズン、スタッドレスタイヤを購入するかオールシーズンにするかお悩みのみなさま、

お気軽にご相談ください。

 

 

夏用タイヤ、オールシーズンタイヤ、スタッドレスタイヤタイヤそれぞれのタイヤ別性能比較をまとめてみました。

<<タイヤ別性能比較>>

シーズン毎のタイヤの履き替え

夏用タイヤ・・・・・・・・要履き替え

オールシーズンタイヤ・・・不要

スタッドレスタイヤ・・・・要履き替え

 

雪道(シャーベット状)

夏用タイヤ・・・・・・・・✖

オールシーズンタイヤ・・・〇

スタッドレスタイヤ・・・・◎

 

雪道(圧雪路)   

夏用タイヤ・・・・・・・・✖

オールシーズンタイヤ・・・〇

スタッドレスタイヤ・・・・◎

 

凍結路(アイスバーン)

夏用タイヤ・・・・・・・・✖

オールシーズンタイヤ・・・✖

スタッドレスタイヤ・・・・◎

 

道路規制(冬用タイヤ規制)

夏用タイヤ・・・・・・・・要チェーン装着

オールシーズンタイヤ・・・走行可

スタッドレスタイヤ・・・・走行可

 

道路規制(チェーン規制)

夏用タイヤ・・・・・・・・要チェーン装着

オールシーズンタイヤ・・・要チェーン装着

スタッドレスタイヤ・・・・要チェーン装着