サービス事例

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経年劣化のタイヤに注意

2022年4月12日

タイヤはゴム製品です。

年数が経過することで劣化し柔軟性がなくなり硬くなってきます。

古い輪ゴムが簡単に切れてしまうようなもんですね。

硬くなったゴムは柔軟性がないので強い力に対して切れやすくなってしまいます。

写真中央に亀裂が入っているのわかりますか?

拡大すればわかりますかね。おそらく尖った石を踏んだことで切れた傷と思われます。

タイヤ内部の部品も見えてしまってます。

タイヤの製造年を確認すると2016年製のタイヤでした。

製造年と使用年数はイコールではありませんがこのタイヤは使用始めたのも2016年だったので

6年経過しているようです。

ゴムが柔らかければ石を踏んでも切れなかったかもしれませんが今回はざっくりと切れてしまいました。

 

今回亀裂が入ってしまったことで怖いのはパンクしなかったことです。

パンクしなかったからいいのでは?そう思われるかもしれませんが

逆にパンクしなかったことで亀裂に気が付くことなく走り続けてしまうことです。

傷から雨が染み込み内部のスチールベルトに錆が発生して走行中にバーストしてしまいます。

走行中のバーストは大事故につながる危険性があります。

今回傷を発見できてよかったです。

 

使用年数が5年を超えるタイヤは気を付けましょう。

 

 

カテゴリ:◇タイヤ交換 

担当者:岩田

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