トヨタ NHP10型 アクア エコピアNH200Cへタイヤ交換&アライメント調整
いつもタイヤ館廿日市のブログをご覧いただきありがとうございます。
こんにちは!廿日市市宮内交差点近く、県道30号線沿いにあるタイヤ館廿日市です。
さて本日の話題はというと、トヨタ NHP10型 アクアにエコピアNH200Cへ
タイヤ交換&アライメント調整をご用命頂きました!
ありがとうございます!!!
タイヤの銘柄はブリヂストン エコピアNH200Cで、サイズは175/65R15です。
昨年2月に発売になった新モデルですね~(^^♪
前モデルのNH100シリーズも大変よくできたタイヤで好評でしたが、
満を持して新モデル登場です!
現在、各車両メーカーの純正装着タイヤにもエコピアシリーズが、数多くのお車に採用されてます!
ということは、車両メーカーも認めた証ですよね(^^)/
エコピアNH200Cシリーズは「低燃費性能」はもちろんのこと、「ウェット性能」「ライフ性能」
「ドライ性能」「直進安定性」「静粛性」「乗り心地」といった、
ブリヂストンが考えるタイヤに大切な7つの性能を高次元で総合的にバランスすることを目指し、
車がもともと持っている性能をしっかりと発揮させるスタンダードタイヤとなっております!
タイヤ選びに迷ったら、エコピアNH200Cシリーズを選べば間違いなしです(@^^)/~~~
タイヤについての詳しくはこちらのページを参照ください。
↓こちらをクリック!
https://tire.bridgestone.co.jp/ecopia/nh200_c/
では早速タイヤ交換作業開始です!
まずは古いタイヤを外していきます。
外したタイヤの状態はというと・・・。
残溝平均3.0mmでした。ですが、タイヤが内べりしていますね・・・。
詳しくはアライメント調整のところでご説明します!
ただ、これくらいでの交換が非常に望ましいですね!
これ以上すり減りますと、新品時と比べウェット性能がガタ落ちします(;´Д`)
タイヤは法的には1.6mmのところにあるスリップサインが露出するまで使用可能ですが、
そこまで使用するのはお勧めできません。
溝が少なくなれば当然、排水性能が落ちるので、雨の日には制動距離が伸び、
非常に危険な思いをすることになります。
新品時の溝深さは、タイヤの種類にもよりますが、およそ6~8mm程度ございます。
残溝が3~4mm程度まですり減りましたら、交換されることを強くおススメします!
作業続きです。
外したホイールのリム部に付着したカスを清掃します。
黒いホイールなので分かりづらいですが、指をさしている部分にびっしりと付着してます(上下とも)。
このカスが付着したままタイヤを組み付けますとエア漏れの原因となりますので、
当店では金属たわしでゴシゴシとしっかり綺麗に落とします!
(タイヤ館では必須作業ですが、この作業を行わない店舗が多いのが実情です・・・(*‘∀‘)。)
次に重要なのがエアバルブです。
空気を継ぎ足すところの部品ですね。
バルブもゴム製品ですので、交換を怠ると劣化し、いずれエア漏れを起こします。
小さな部品ですが、タイヤ同様非常に重要な部品です!
それにバルブは、タイヤとホイールをばらさない限り、普段絶対に交換できない部品ですので、
タイヤとホイールをばらしたこの機会に新品に交換します!
(バルブは有料です)
交換清掃後はタイヤを組み付けていきます。
組付け後はエア充填作業ですが、充填作業は危険が伴います!
必ず安全囲いの中で充填します。
充填後はビードがしっかりフィットしているかと、コアからの漏れがないかどうかを必ずチェックします!
続いてはバランス調整ですね。
ご覧のようにホイールイン側15g、アウト側15gのアンマッチが出てます。
たかだか15gかと思われると思いますが、このアンマッチが走行中にハンドルのブレや、
シミーといった症状を引き起こします。
またお車のサスペンションやブッシュ等にも負担をかけますので、
アンマッチ0gまできっちりと調整します!
これでバッチリですね!
続いては車体に取り付けですが、ここでもひと手間加えます!
センターフィット取り付けです!
車側のボルトナットが入る側とホイールのボルトナットが入る穴はピッタリではありません。
いわゆる若干のアソビがあります。
そのため取り付け時にズレたままナットを締め付けますと、先ほどバランス調整したにもかかわらず、
取り付けのズレでブレや振動の原因となります(;'∀')
しかしこのマシンをタイヤに装着し、特殊な超微振動を与えながらナットを徐々に締め付けていきますと、
車軸のど真ん中に取り付けでき、ブレや振動の原因を排除できます!
超スグレモノマシンです(^^)/
当店こだわり作業の一つです!
最後は車両メーカー指定のトルク値で、規定値にてトルクレンチで締め付けします!
続いては、最終仕上げの匠の技 アライメント調整です。
タイヤ交換後にアライメント調整すれば、タイヤの性能もフルに発揮できるし長持ちもします!
それにお車のためにも優しいですからね(^^)/
まずは現状を測定してみましょう!(人間でいうレントゲン写真を撮る感じです)
気になる数値はというと・・・。
やはり思ってた通りの数値です・・・。
指をさしてる部分が左前輪なのですが、トーアウトです。(人間でいうがに股といったところ)
他の3輪の状態は良好で、すべて基準値内のオールグリーンゾーンなのですが、
左前輪がタイヤの摩耗に悪影響を与えてたのです(;'∀')
度数でいうとマイナス0度14分です。
これまた先ほどのバランス調整のたかだか15g程度がハンドルのブレ等を引き起こすように、
この微々たるズレが偏摩耗等を引き起こします(;´Д`)
それに内べりの摩耗は車をリフトアップなどした時でないと、普段なかなか目にすることが
できない場所なんですよね・・・。
でもご安心ください!
治せます!!!
この型のお車は前輪トー調整可能な合計2か所調整です。
タイヤの性能を十分に発揮させるためにも
ここはしっかり基準値に調整しましょう!
いつものタイロッドをまわして調整していきます!
原理は至ってシンプルです!ロックナットを緩め、ロッドを伸び縮みさせて調整していくのですが、
原理はシンプルでも調整は目視ではよほど作業に慣れた人間でも限界があります・・・。
かくいう私も無理です(;´Д`)
ここはテスターを使用して画面を見ながら角度調整するのが確実かつ正確です!
ではサクサクっと調整後は・・・。
オールグリーンです!
調整後の試走も問題ありませんでした!
ここまで一人での作業でしたので、試走を含め90分でした。
大変お待たせしました!!!
これで安心してドライブできますね!
タイヤ慣らし走行後の100km点検等またのお越しをお待ちしております!
アクアのタイヤ交換&アライメント調整はタイヤ館廿日市へお任せください(@^^)/~~~
皆様のご来店スタッフ一同心よりお待ち致しております!
タイヤ館廿日市のお問い合わせはコチラ
PHONE:0829-20-2260
アライメント(特にトー角度)がズレている場合、車検の項目のサイドスリップテストで
不合格になる場合がございます!
そうすると時間も費用もかなり掛かることになります(;'∀')
一概には言えませんが、走行距離が5万キロを超えてるお車、縁石等何かにぶつけた記憶が
あるお車、過酷な道路状況(ガタガタ道、未舗装道路)の利用が多い方などのお車は
一度測定してみることをお勧めします!
またアライメント不良の症状として、ハンドルセンターがどちらかに傾いてる、車がまっすぐ
走らない(右や左に勝手に進む)、タイヤが偏摩耗するといった事例がみられます。
最新のお車はホンダセンシング、アイサイト等安全運転サポートシステムが備わっています。
サポカーというやつですね。サポカーはアライメント不良ですと、正常にシステムが発揮できない
可能性がありますので要注意です!
せっかくの最新技術を十分に発揮させるためにもアライメント調整をお勧めします!(^^)!
アライメントについての詳しくはこちらのページを参照ください。
気になる方はチェックしてみてください!
↓こちらをクリック!
カテゴリ:アライメント調整
担当者:くまもと