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気候が暖かくなりましたが、スタッドレスタイヤを装着されていたお車の

夏タイヤへの履き替えは、もうお済でしょうか。

夏場にスタッドレスタイヤの使用は大丈夫ですか？と

お問い合わせをいただきますが、結論、おススメは出来かねます。

その理由は、

① 運動性能が夏タイヤより劣っているため制動距離が長くなる傾向

　　⇒雪や凍結路面を引っ掻くように設計されているスタッドレスタイヤは

　　　乾燥した路面には向いていません。ゴムの柔らかさなどが影響し、

　　　制動距離が長くなる傾向があります。

　　　また、コーナーリング性能も劣るため、通常よりも速度を落とす必要があります。

② タイヤの寿命が短くなる

　　⇒路面の温度が高い環境で柔らかくなったゴムは、路面と密着する面積が広くなり、

　　　大きな摩擦抵抗によって接地面が削られやすく、結果的に寿命を縮める要因となります。

③ 雨の日に滑りやすい

　　⇒スタッドレスタイヤは雨の日のような大量の水を排水する事には特化していないので

　　　雨の日は滑りやすくなります。

④燃費の悪化を招きます

　　⇒冬場よりもゴムが柔らかくなり、夏タイヤよりも転がり抵抗が大きくなりがちなため

　　　燃費が悪化しやすくなります。

　　　又、タイヤの摩耗が早くなる傾向があり、タイヤの寿命を縮めてしまう可能性があります。

 

夏場のスタッドレスタイヤ走行はデメリットが多いのがわかります。

同じタイヤでもスタッドレスタイヤと夏タイヤとでは、

性能が異なりますので、早めの交換をおススメ致します。

 

夏タイヤへ履き替えて楽しい行楽、ドライブを満喫しましょう★