タイヤがこんな減り方をしていたらぜひご相談を。偏摩耗は放っておいたらダメですよ。
ご来店される前に、WEBメール相談 にて以下の内容でお問い合わせをいただいておりました。
・タイヤのみ4本交換をしたい。
・たまに山道走行、高速走路一般道路で安全に快適に走行できるものを希望します。
・お勧めのものをいくつか紹介してください。見積もりでは工賃、古タイヤの処分費等も教えてください。
お客様のご要望に対してオススメのタイヤを回答させていただき、後日ご来店いただき成約となりました。
これまで使用されていたタイヤは年数が経過していて、溝も少なくなってきているので安全を考えて交換したいとのご要望でした。
メールでもいただいていたお客様のご要望にお応えさせていただくタイヤがコチラです。
ブランド名
【 ブリヂストン プレイズPX-RVⅡ 】
サイズ
【 215/55R17 】
ここでタイヤ交換についてお聞きします。
タイヤを新品に交換されたときに、それまで履いていたタイヤが「偏摩耗」しているとご指摘を受けたことはありませんか?
タイヤのもったいない減り方、つまり「偏摩耗」という言葉は聞いたことがあるけれど、どんなふうに減るの?という方もいらっしゃると思います。
「偏摩耗」とは、タイヤのトレッド(路面との接地面)が道路条件や使用条件等により、部分的に異常摩耗する現象です。
トレッドの片側だけが早く摩耗する「片べり摩耗」、タイヤのトレッドの中心部に比べ、両肩(ショルダー部)が早く摩耗する「両肩べり摩耗」、タイヤのトレッドのショルダー部に比べ中心部が早く摩耗する「センター摩耗」がよく見られますが、このほかにも、「局部摩耗(スポット摩耗)」や「ヒール&トウ摩耗(段減り)」といった現象もあります。
「偏摩耗」はタイヤの寿命を縮めるだけでなく、排水性などタイヤ本来の性能を悪化させる場合があり、走行中の振動や騒音の原因にもなります。
タイヤを上手に使えば、溝は均一に減っていきます。当店ではクルマの安全走行に欠かせないタイヤの点検を、空気圧、偏摩耗、外傷、残溝の4項目にわたって無料で実施していますので、ぜひご利用ください。
それでは作業についてご案内です。
タイヤ館のこだわり作業ポイント①
① 貼り付けウェイトテープ跡削り
これまでと同じ位置にバランスウェイトを貼り付ける事もあるので、
テープ痕をキレイに削り落とします。
ホイールのデザインによってはテープ痕が残っていると見すぼらしいので
キレイに削り落とします。
② リム部ゴムカス清掃
タイヤとホイールの密着する部分には必ずタイヤのゴムカスが付着するので、
新しいタイヤを組む際はキレイに磨き落とします。
ゴムカスが残ったままだと空気漏れの要因にもなってしまいます。
③ チューブレスバルブ交換
ゴム製品になりますので経年劣化してしまいます。
交換しないと後にここのゴムが割れてきて空気漏れを起こしてしまいます。
④ センタリングマシンにて取付
新しいタイヤを組み上げ、ホイールバランスをとったら
「 ブリヂストン センタリングマシン 」を使ってタイヤ取付位置に対して
ど真ん中に取付していきます。
そして、タイヤを取付する前にもう一つの作業がコチラになります。
タイヤ館のこだわり作業ポイント②
こちらはタイヤ/ホイールの取付部にあたる「 ハブ 」になります。
ここはサビが発生しやすい箇所になります。
サビが残ったままですと状態がどんどん悪化してしまい、いざタイヤ/ホイールを
外そうとした時にサビで固着してしまい、外すことが困難になる事もあります。
またサビによってタイヤ/ホイールを取付する際に中心からずれてしまう為、
ハンドルのブレなんかが起こり得ることもございます。
タイヤ館藤枝 ではご案内した「 こだわり作業ポイント 」は標準作業と
させていただいています。
タイヤ館藤枝 標準作業の一環として、タイヤを組み上げる際は 「 窒素ガス 」
にて充填をします。
普通の空気ですと 1ヶ月に1度の点検 が必要になりますが、
「 窒素ガス 」であれば 3ヶ月に1度の点検 でOKなんです。
点検の手間も省け、どこのタイヤ館でも無料で点検・補充が受けられます。
普通の空気(いわゆる酸素)ですが、触れた物を劣化させる性質を持っています。
ペットボトルや缶飲料をはじめ、ポテトチップスなどの袋菓子には商品の劣化を
防ぐ為に窒素ガスが封入されています。
タイヤも普通の空気(酸素)ではなく窒素ガスを充填してあげることで
見えないタイヤ内部の劣化の進行を遅らせることが出来ます。
仕上げは、これまで使用されていたタイヤが左右で明らかな減り方の違いが見受けられたので、アライメント調整 で ” タイヤの接地角度をリセット ”
タイヤ交換後は、100㎞点検 での再来店をお願いしています。
【100km点検】とは
100km走行後 or 一週間後 の慣らし走行が済んだ後に改めて
空気圧点検
タイヤとホイールが馴染む過程で空気圧が変動する可能性がある為
ナット増し締め
走行中の振動による緩みを防ぐ為 を行わせていただきます。
非常に大切な点検 になります。
この度は当店をご利用頂きまして誠にありがとうございます。
タイヤ館 藤枝
住所:426-0033静岡県藤枝市小石川町2丁目15-35
カテゴリ:タイヤ交換