【スズキ・Kei・HN22S】ブレーキパッド交換
本日は車検をお任せ頂いているスズキ・Keiのブレーキパッド交換をご紹介します。
ブレーキは、実は残量が少なくても、瞬発的な制動力さえ発揮できれば車検に合格させることは出来ます。
ただし、磨り減ったブレーキパッドは使用時に摩擦熱を上手く逃がせなくなるので、実際の走行シーンにおいては持久力で大きく劣ります。
車を運転する上で非常に大切な部分なので、余程の事情がない限り、車検時は残り少ないブレーキパッドは交換させて頂いています。
タイヤを外すだけでも目視点検は容易ですが、
実際にパッドを取り外してみると、残量は2mmほどまで減っていることがよくわかります。
ちなみにブレーキパッドは新品時で約10mm、残量が1/3で要交換です。
今回は純正品ではなく、DIXCEL製のエクストラスピードというパッドを使わせて頂きました。
ブレーキパッドに求められる性能で、純正品を50としたときに、このエクストラスピードは全ての項目でそれ以上の評価を得ています。
特に、対フェード性とコントロール製の高さが圧倒的なのが分かります。ちなみに対フェード性とは、簡単に言うと耐熱性のことです。ブレーキを連続使用すると熱ダレで制動力が大きく落ちる場合がありますが、それをフェード現象といいます。
峠道やサーキットなど、ハードな条件下にも強い性能となっています。
例によってDIXCEL製ブレーキパッドには専用グリスが付属します。メーカーのこだわりが感じられるポイントですね。
鳴き止めのシムも専用のものが付いてくるので、純正パッドについていたシムはお持ち帰り頂きます。
ブレーキパッドが残り少ないと言われた方、7万キロ以上パッド交換をしていない方、ブレーキを踏むとキーキー音がなる方、点検は無料で行いますので、お気軽にお問い合わせください!
カテゴリ:メンテナンス
担当者:西中