BMW 1シリーズ F20 タイヤ交換&4輪アライメント☆
タイヤについてのご相談でご来店
の F20 1シリーズオーナー様☆
新車ご購入から初めてのタイヤ
交換とのこと…
早速タイヤを拝見しますと~…
タイヤの角部に経年劣化による
ヒビ割れ(オゾンクラック)が
出て来ております。
製造からは6年目なのでゴムの
油分が抜けてきて硬化している
サインです!
また、タイヤの外減り傾向が
見受けられたため、タイヤ交換
とタイヤの取り付け角度の調整
「4輪アライメント調整」
ご一緒にお勧め致しました!
交換致しますタイヤは1シリーズ
純正装着のいわゆる「OE」タイヤ
ポテンザ S001 RFT 205/50R17 89W
パンクして空気圧がゼロの状態でも
距離80km、速度80km/hで走行が
可能であり、パンクしても安全が
確保できる場所まで自走可能な
タイヤとなっております!!
また、トレッドパターンはご存知
?ポテンザS001 なのでスポーツ
タイヤでありながら、グランド・
ツーリングカー向けの乗り心地にも
配慮されたモデルでございます☆
タイヤ交換が終了しまして~
4輪アライメント調整
に着手してまいります!
BMWは非常に車両構造の精度が
高く、調整の基準値の範囲が
大変狭く設定されております。
ドイツ本国アウトバーンでは
200km/hで走行することが
想定されているので、それも
当然と言えば当然ですね。
測定結果はこんな感じです。
動かせる範囲は狭いですが、
調整の余地は大いにアリと
いった状態ですね。
コチラはリアタイヤの角度を調整
する機構です。
グレーで囲んだ部分が進行方向に
対する角度「トー」調整をする
偏芯カムです。
また、黄色で囲んだ部分が地面
に対する接地角「キャンバー」
を調整する偏芯カムです。
共にナットを緩め、カムボルト
を回転させて角度を調整します。
コチラはフロント側になります。
黄色で囲んだ部分はタイロッドと
言って、受け側のロックを緩め
ロッドを回転させると前輪の進行
方向に対する「トー」の数値が
変動します。
ハイ!調整終了です☆
リアキャンバーは敢えて内減り
抑制のため、基準値から少し
外して起こし気味に左右揃えて、
フロントトーは内向き過ぎ
だったものを基準ギリギリ
IN気味に揃えて調整しました!
動作確認のための試走も問題ナシ♪
後は外減り傾向がどこまで緩和
出来るかですね。
欧米ではタイヤ交換とセットで考え
られている「アライメント調整」
車の挙動、タイヤの減り方を左右
する、言わば走りの最終仕上げの
作業でございます。
タイヤ交換の際には是非ご一緒の
実施をお勧め致します☆
担当者:登坂