V37スカイライン デッドニング リア編
リアも基本的に同じ作業ですが、リアフェンダーは内張りがないためタイヤハウス内に直接制振シートを張り付けていきます。また、シートの下にはシンサレートを敷き詰めタイヤから伝わる振動やノイズを極力カットしてみます。
またアッパーマウントのネジ部にエーモンさんから発売されている「ロードノイズ低減プレート」を入れてみました。
小さな部品ですのでそれほど大きな効果は期待できませんが少しは違うとおもいます。
他にもデッドニングできそうな場所は数か所ありますが、今回はタイヤから伝わる音に限定したため一番影響の大きそうな箇所を施工しました。
デッドニング実施後、早速試乗してみましたが以前に比べタイヤから伝わる音や振動が明らかに小さくなりました。
あとはお客様に色々な道を試乗していただき、後日詳しい感想を聞こうと思います。
お買い上げありがとうございました。
担当者:池田
V37スカイライン デッドニング フロント編
今回RSRの車高調取付と同時に「デッドニング」も依頼されていました。
ところでデッドニングという言葉をご存知でしょうか?簡単に言うと「車内の騒音対策」と言った作業です。
おもに、車内のオーディオに音質にこだわる方が、スピーカー設置部周辺のボディの空間=空気の抜け道をできる限りシャットアウトして、さらに制振&吸音することで、聞こえる音をさらに厚みのあるものにしよう!と行う作業ですが、今回の目的は少し違うものでした。
今回は車内に聞こえてくる「ロードノイズ」を極力抑えるためのデッドニング作業です。
以前からタイヤから聞こえてくるノイズを気にされていたお客様からのご提案でした。
タイヤが地面を転がるたびに路面と設置して必ず「音」が発生します。
もちろんレグノのような音を吸収してくれる優れたタイヤもありますが、音を完全に消し去ることは不可能です。そこで、車内に入り込む音を少しでも少なくするために今回はタイヤハウス周辺へのデッドニング作業を実施しました。
デッドニングで使われる材料は色々ありますが、今回は「Noisus制振シート」「シンサレート」の2種類を使用していきます。
フロントはタイヤハウスの内張りを外し、裏側に制振シートを張っていきます。
綺麗に清掃しフェンダーの内張りの形状に合わせた大きさにシートを切っては隙間ができないように張っていきます。
この作業が一番時間がかかりますが、最も重要な場所ですので丁寧に作業を進めていきます。
同時にタイヤハウス内のあらゆる穴をふさぎます。無数の穴がいくつも空いていますが車内の少しでも音が入り込まないよう全てふさぎます。
さらに、ドアとフェンダーの隙間にシンサレートという布を詰めました。
運転席、助手席のドア前方部にある空間から発生する音や振動はこれで大きく防ぐことが出来そうです。
担当者:池田