思い入れのあるタイヤ
2019年2月20日
先日お客様が持ち込まれたタイヤを見てすごく懐かしい気持ちになりました。
１７年以上前に使用していたタイヤホイールだそうです。
ホイールも非常に懐かしい商品でしたが、自分が一番目を引かれたのはこちらのタイヤでした。
ブリヂストンの「GRIDⅡ」（グリッドツー）です。
実はこちらのタイヤは私がタイヤ館で働きだした若かりし頃、タイヤ交換の練習で初めて触れたタイヤです。
つまり、生まれて初めて交換作業を行ったのがこちらの「GRIDⅡ」でした。
入社して最初の数週間は、お客様へ販売するタイヤを組みかえる作業など到底できないので、暇さえあれば中古のタイヤで毎日タイヤ交換の練習を行っていました。
その時に連日、朝から晩まで組み付けてはまたばらし、組み付けてはまたばらしてを繰り返していた本当に思い入れのあるタイヤです。
今のタイヤに比べるとこのGRIDⅡは非常に重くて、ビードが硬く、当時の旧式のタイヤチェンジャーで交換するのは未熟な自分には非常に大変だった記憶があります。
そんな懐かしいタイヤを目の前にして入社当時の記憶がよみがえってくるとともに、「あ～もうずいぶん長いことこの業界にいるんだな～」と時の流れの速さを実感してしまいました。
ちなみにGRIDⅡは当時「永ちゃん」がCMで起用されていて「幅をきかせろ。」というキャッチコピーだったと記憶しています。
ちなみに探してみたらこんな古いタイヤカタログも見つけました。
２００３年のブリヂストンタイヤカタログです。
しばらくはベテランスタッフと懐かしい会話で盛り上がりそうです。
もちろん懐かしさに浸るだけではなく「初心忘るべからず」の精神でこれからも頑張っていこうと思います。
担当者：池田
