トヨタ、86のタイヤ4本交換&アライメント調整!
こんにちは、愛知県大府市にあるタイヤ館 大府です。大府市だけでなく、東海市、東浦町、名古屋市緑区、刈谷市、豊明市、知多市、阿久比町などからもご来店いただきありがとうございます!
今回はトヨタ、86のタイヤ4本交換&アライメント調整を行いました!
お客様の交換のきっかけとしてはタイヤの年数が5年以上経っていて、タイヤが古くなっているから交換したいとのことでした。
また、タイヤ交換を86で行うのは初めてとのことでした。
タイヤの溝は3㎜くらいになっており、年数も残溝も交換の目安は過ぎている状態でした。
元々装着されていたタイヤはミシュランのプライマシー3が付いており、お客様からPOTENZAを取り付けたいとの要望があり、今回はPOTENZA S007Aで交換を行いました!
走行距離も50,000km以上乗られており、アライメント調整を一度もしたことが無いとのことでした。
せっかくタイヤ交換するなら、アライメント作業も一緒に行いたいとのことだったので、今回作業をさせていただきました。
<<作業詳細>>
車種:トヨタ 86
タイヤサイズ:215/45R17
タイヤ銘柄:ブリヂストン POTENZA(ポテンザ)S007A
快適性にも妥協せず、走りを楽しみたいクルマ好きへ!
ポテンザS001の後継モデルとして登場し、ブリヂストンの
プレミアムスポーツタイヤのフラッグシップに位置づけられます。
これまでのポテンザS001は、フェラーリやメルセデス・ベンツ、
BMWなど世界のさまざまな高性能車に新車装着タイヤとして
採用され、高い評価を得てきました。そんなS001のコンセプトを
踏襲しつつ、さらに進化させたのがS007Aです。
サーキットを走るような使い方ではなく、公道、高速道路を
気持ちよく走り抜けるユーザー向けのタイヤ。
プレミアムスポーツタイヤに求められるドライ、ウェット性能を
高次元でバランスさせ、さらにコンフォート性能にも配慮した
タイヤですから、愛車のハイパフォーマンスを心ゆくまで
楽しみながらも、さまざまな場面で快適に移動したい方におすすめです。
S007Aは言わば、「オトナのスポーツタイヤ」といったところですね。
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アライメント調整作業
タイヤの寿命を延ばしたり、走行の安定さを
向上させたりする作業:「アライメント調整作業」
も同時に実施させていただきました。
画像のように各4つのタイヤ・ホイールにセンサーを
取り付け、タイヤの取付角度のミリ単位の数値を
測ります。
その数値が自動車メーカーが定める数値と比較して
正常値が異常値かをチェックします。
異常値だった場合、タイヤの早期摩耗や偏摩耗、
走行の安定さが欠けたりします。
それを緩和するのがアライメント調整作業。
異常値で調整が必要な場合は、熟練スタッフが
クルマの下に潜り、最適な数値に戻す調整作業を
します。
また、アライメントの不良は、
近年増え続けている「運転支援機能」が
搭載されている車両の、
自動ブレーキ
レーンキープ機能
車間距離キープ機能
自動運転機能
などのアシスト機能が正常に作動しない
可能性がありますので、
アライメント調整作業の重要性は
近年、より高まっています。
タイヤ館大府店では、タイヤ新品交換毎の
アライメント調整作業をお勧めしております。
では、実際に行った作業の手順を説明いたします!
タイヤ交換作業
車からタイヤを外します。
インパクトレンチのソケットでホイールが傷つけないように、手で押さえながら慎重に作業します。
まずは、タイヤチェンジャーにセットするためにタイヤのビードを両面落とします。
ビードを落とすことによりタイヤのリム部分がむき出しになるので、タイヤチェンジャーのチャッキング部にセットすることが出来ます。
タイヤチェンジャーにタイヤをセットします。
チャッキング爪にホイールを挟み、マウント部にタイヤのビードをセットしてターンテーブルを回転させます。
マウント部がビードのガイド部分になり、回転することによりタイヤを外すことが出来ます。
外したタイヤです。
残溝が3.1mmになっています。
タイヤの摩耗が50%以上減っていると新品のタイヤと比較したときに、雨の日のブレーキ性能が新品タイヤの半分以下になってしまいます。
理由としては、溝が少なくなると路面の水をかき出す排水性能が落ちてしまうためです。
残溝は乗用車法定使用限度では1.6㎜となっていますが、交換したタイヤの残溝調査では4~3mmで交換されている方が最も多いです。
乗用車法定使用限度の1.6㎜付近で交換されている方は、かなり少ないです。
タイヤ館大府では、残溝が4~3mmでの交換をおすすめします!
今回交換する、POTENZAS007Aになります。
こちらのタイヤの新品のタイヤの残溝は7.0mmあります。
外した時の逆の手順で、今度はタイヤのビード部をマウント部にセットして組み込んでいきます。
組み終わったら、空気圧の充填です。
安全のために、囲いに入れて充填します。
充填が終わったら、バランス調整に入ります。
重さに偏りが出ないように、しっかりと調整します。
組み付けが終わったら、車へ取り付けを行います。
ホイールのボルト穴にはわずかな"アソビ"があるため、そのまま締め付けてしまうと真ん中からズレることがあります。
センターフィットは、特殊振動を与えながらナットを締め付け、より高い精度のバランス調整とタイヤ装着を実現するブリヂストンの独自開発技術です。
タイヤ館では、センターフィットでの取り付けを推奨しております!
一回目の締め付けの後、確認の為もう一度締め付けを行います。
アライメント調整作業
アライメントセンサーを取り付けます。
センサー取り付け時に、ホイールが傷つかないように慎重に作業します。
センサー取り付け後です。
センサーが真っ直ぐ正しい位置に固定されていることを確認し、測定を行います。
アライメントテスター本体からセンサーの位置を測定します。
センサーの位置や角度の変化によって、測定します。
車を前後させます。この時ボディやエンジン回りに傷が付かないように作業します。
この作業で車のキャンバーの角度がわかります。
クルマを真正面から見たときに、垂直方向に対してタイヤがどう傾いて取り付けられているかを示すのがキャンバー角です。トーと連鎖して直進性とコーナリング性能に影響する、アライメント数値のひとつです。タイヤの上部が外側へ倒れている場合をポジティブキャンバー、下側が開いている場合をネガティブキャンバーと呼びます。わずかにネガティブキャンバーとなっているのが一般的ですが、車高を下げたりして角度が付きすぎると、タイヤの内側だけが減る偏摩耗が起こります。
ハンドルを左右に切って、タイヤを回転させます。
この作業で車のトーとキャスターの角度がわかります。
トー(TOE)はトーシューズといった言葉があるように「つま先」という意味があります。クルマを俯瞰する状況を想像してください。真上から見たときに、タイヤのつま先が車体に対してどう向いているかを示す数値がトー角で、「mm(ミリ)」あるいは「°(度)」で表します。トー角は、直進性とコーナリング性能に大きな影響を与えるアライメント数値のひとつで、一般的に前方がすぼまっている場合をトーイン、前方が開いている場合をトーアウトと呼びます。
操舵の回転軸のことをキングピン軸といい、クルマを側面から見たとき、前輪のキングピン軸は上部が後方へ傾いているのが一般的です。この傾きをキャスター角といい、角度を付けることで直進安定性を保つ役目を果たします。タイヤが前方から強い衝撃を受けたりするとキャスター角が起きてしまうことがありますが、これが原因で直進安定性が悪くなる場合があります。キャスター角のわずかなズレは、トーとキャンバーのアライメント調整で補うことができます。
ハンドルとブレーキを固定し、調整を行います。
左前のトーがずれてしまっています。
この状態だと、人間の足で例えると左足のつま先が左側に向いていて、右足が少しだけ内側に向いてしまっている状態になっています。
これだと歩いたり走ったりしにくいですよね。
車も同じで走行中にハンドルが真っ直ぐの状態だと、左寄りに走行しやすくなってしまいます。
また、タイヤの偏摩耗や燃費の悪化の原因にもなります。
後側もトーがずれてしまっています。
今回は、前後4カ所の調整を行います。
調整方法は調整箇所によって、それぞれ異なります。
タイヤ館の熟練のスタッフによって、愛車のアライメント角度を正しく調整していきます。
今回行った作業に興味のある方は
ぜひ!タイヤ館大府までお問い合わせください!!
ウェブからでも作業予約が出来るようになりました!
下記のリンクからメニューを選んでご予約できます!
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担当者:小松