恥ずかしながら医者の不養生的なお話です
店長の宮本です。
気が付けば今月もすっかり後半戦。
時間が過ぎるのは今月も早い模様です・・・。
いつもそのような状況ですが、少しでも早い動きでサービスを提供しつつ、
品質は落とさずの精神で対応しております。
そのうえで、待ち時間の発生するケースもありますので事前予約の有効活用にご協力をお願いいたします。
それでは本日の作業紹介です。
そんな忙しさをやや言い訳にしつつ、お客様へのご提案とは裏腹に医者の不養生的なことを起こしてしまったお話です。
とある日(数か月前のお話です)、代車として活躍する当店のワゴンRの日常点検を行っていると何やらマフラーの音が大きくなっている気がします。
嫌な予感がしつつ、リフトアップしてみると・・・。
マフラーの錆部に穴が開いて排気漏れを起こしています(涙)
お客様にはマフラーの防錆コーティングをお勧めしながら、代車には施工していなかった結果最悪の状態になってしまいました。
こうなるともうどうしようもないため、泣く泣く部品を手配します。
今回の車両は、比較的長いパイプ部に故障の為金額はかなり高額に(涙)(涙)
こういった際にワタクシの嫌な予感センサーが働くのですが、さらに点検を進めるとマフラー交換の為に外す必要があるボルトがさび付いてびくとも動く気配がありません。
こうなったらボルトをへし折ったうえで取り外し、さらにはボルトを何とか抜き取る作業と再度固定する作業が必要です。
お客様にもご利用いただく代車ですから、覚悟を決めて作業を進めていきましょう♪
部品が届いたらまずは遠慮なく固着したボルトをへし折ります!
ピンボケで申し訳ありません。
ボルトをフューチャーするとこちら。
見事に折れていますね。
参考に新品ボルトはこちらです。
当然残りは車両側に残っています。
このままで取付が出来ない為、登場するのはこちら!
ドリルです。
写真は電動ドリルですが、当日はエアドリル&サンダーも大活躍でした♪
健全なタイヤ屋さんには、このあたりの工具は当然ありますので安心してください!
紆余曲折を経て、10mmの穴をあけることに成功しました。
今回エキマニの取り外しも困難な状態の為、すべて車上で作業を進めています。
理想としてはエキマニ側フランジのねじ山はタップで修正して再使用したかったのですが、
それはかなわず10mmの穴をあけなおしたうえで、ボルトナットによる固定に変更しました。
文章にすると簡単そうですが、かなり時間も手間もかかります。
自店代車の為涙を流しながら修理を行いましたが、お客様車両の場合かなりの高額請求となる作業です。
ぜひともこのような出費になる前に、防錆コーティングの施工をお勧めいたします。
当店の防錆コーティング作業事例はこちらをクリック!
そんな不養生の話からすこし閑話休題です。
本業はタイヤ屋さんですが、なんだかんだ色々ご相談を受けてしまう当店。
スムーズにかつ安全に作業をするためには、様々な工具が必要です。
もちろん店舗でも工具を保有していますが、自分自身で使いやすいものということでマイ工具もたくさんあります。
そんなワタクシのマイ工具の一部をご紹介です。
ラチェットやドライバーなどのメインサイズについてはスナップオンを愛用しています。
ケガをせずに作業を進めていくには、高い工具もあってよかったと思うことが数えきれないほどでした。
ハサミものはクニペックスをメインに愛用しています。
写真一番上のタイロッドレンチはアライメントで大活躍です。
一番下のモンキーレンチは、バーコ製で10年以上愛用しています♪
このような工具をしっかり活用して、これからもきっちり作業をこなしていくようにします。
今回は医者の不養生的な話から、マイ工具のご紹介まででした。
担当者:宮本