ZN6型86リフレッシュでHKS製車高調
店長の宮本です。
いよいよ9月も最終段階となりました!
増税前の何とやらも最後の追い込みです。
出来ることもあれば出来ないこと(在庫切れ)もあるタイミングですが、何とかお客様の要望にお応えするために帆走しています。
まずはご相談をお待ちしております。
それでは本日の作業紹介です。
本来は増税目前のタイヤ交換模様をご紹介するはずなタイヤ専門店の当店。
なぜか今月は(作業はかなり前に完了していますが・・・)足回りのご相談がたくさんです(汗)
これもきっと増税前の何とやらでしょう(笑)
その中でも車高調リフレッシュの為、車高調から車高調への交換が続いていますよ!
オーバーホールも可能な車高調ですが、使用状況の変化やそもそも好みでなかったとか新商品が気になるとかいろいろな要素で買い替えもありだったりします。
どの方法を選ぶべきか・どの商品を選ぶべきか?そのようなご相談は当店の大好物ですので是非ドシドシお問い合わせください。
そんなわけ今回リフレッシュ作業を実施するのはスタイリッシュなZN6型86です。
作業は手慣れたものですし楽々実施しますよといいたいもののいつも以上に慎重になるのはお客様は何と豊岡市からの来店というところです。
片道100km以上の遠方からのご来店ですから、少しのミスも許されません。
そんなわけですが、緊張しすぎても良くないのでいつもどおりにきちんと作業を進めていきますよ♪
今回取り外すのは、しっかり走りこんで寿命となった某クスコの車高調です。
リアはこちら。
こちらも決して悪い商品ではありません。
雪国の過酷な使用条件で確り活躍をしてくれましたよ。
今回装着するのはHKS製ハイパーマックスⅣGT 20SPECです。
今年新登場の20SPECは、樽型バネを採用しストロークをしっかり稼ぐことでストリートでの快適性を確保しながら運動性能も高めた素敵モデルですよ。
位置づけ的には、標準GTよりもスポーティ SPよりは快適。
上手く使えば運動性能もSPとそん色ない感じで、今年装着した中で宮本イチオシ度かなり高い商品です!!
写真のとおりHKS製らしくフルスペックのショックにスタビリンクまで付属しているリフレッシュにも最適セットとなっています。
作業を進めていこうとするとなぜかその日は86にPITが占領される事態に?!
当店は86専門店ではなく、普通のタイヤ専門店ですのでそこのところはお間違いないようお願いいたします。
作業性自体はすこぶる良いZN6型86ですので、フロントは1G締めをしつつサクサクっと完了です。
リアは、樽型スプリング+ヘルパースプリングでストロークを取りにくい86においてしっかり動かす作りとして設計されています。
動く足においてブッシュのねじれは大きな変化をもたらす要因となりますので、こちらももちろん1G締めを実施しますよ。
そんなうんちくを語りつつスムーズに作業は完了です。
リフレッシュ作業にありがちな車高は元通りに設定しましたが、なんとHKSの推奨値がたまたまドンピシャという結果になりました。
足廻りをリフレッシュした車両は見た目は同じでも何となく立ち姿が良く見えますね。
せっかくなのでハイパーマックスⅣGT 20SPECの乗り味をちょっとご紹介。
基本的にはストローク感がたっぷりで乗り心地はすごく良いです。
しっかり動く足ではありますが、ショックがしっかり効いている為、不安感は感じません。
不思議な感じではありますが、ワンクラス上の高級な車高調に遜色がないほど、上質な乗り味です。
今年装着した吊るしの車高調の中では、間違いなく上位にランキングする素晴らしい商品ですよ!!
ご自宅に帰るためには、アンジュレーションの多い播但道を利用されるオーナー様。
作業完了後翌日には、往復にて慣らしを完了していただきアライメント調整にて仕上げを実施したわけですが往復の播但道のギャップでの安定感には絶賛の感想をいただきました。
ただ硬ければよいわけではなく、もちろん柔らかいだけでもダメ。
足回りの良しあしは奥が深いものです。
特に大切なのはどのような使用状況で商品を選ぶかということです。
今回の商品チョイスはお客様の満足につながり何よりでした。
本業はタイヤ専門店な当店ですが、足回りの相談についても苦手ではありません。
たくさんのご相談をお待ちしております。
今回もタイヤ館加古川中央店をご利用いただきましてありがとうございました。
担当者:宮本