【うんちく話】マイカーのタイヤのお話
店長の宮本です。
今年から始めました新カテゴリー【うんちくコーナー】
全国で約5名のコアなファンがいらっしゃる一方、圧倒的多数の方が興味なしのまま第4弾まで一方的に継続中です。
いつ終了するかヒヤヒヤしながらももう少し継続させていただきます。
今回は、ほとんどの方が興味がない中でもさらに興味の低いワタクシの愛車のタイヤについて。
つい先日、久しぶりにタイヤ交換を行いましたので、タイヤ選定やその後の使い方についてご紹介します。
愛車はこちらの草色のヴェゼルです。
画像にもある通り今回ワタクシがチョイスしたタイヤは、レグノGR-XⅡです。
ミニバン用タイヤでもなくSUV用タイヤでもなく、セダン用のGR-XⅡを選んだということになります。
この選択をするにあたって、順番に説明すべきはその前に使っていたレグノGR-XⅠに話はさかのぼります。
今回お役御免となったレグノGR-XⅠはこちら。
パッと見まだ使えそうに見えます??
偏摩耗もほとんどなくきれいな状態のこのタイヤ。
デジタルデプスゲージで残溝を測定してみると、5.2mm。
一般的にはまだ使える状態ですね。
では、なぜ交換するのか?
このタイヤを装着したのは、新車納車直後で約6年前。
みての通り2015年製造のタイヤのため、経年変化がないわけではありません。
ショルダーには、使用上問題ありませんがうっすらひび割れが見えますね・・・。
もしこのタイヤをお客様がご使用で、
『使用限度かどうかの判断をしてほしい』
と言われた場合、非常に悩ましい状態です。
絶好調とは言えませんし、直ちに危険とも言えない中間状態です。
ただ、お客様に安全を解く立場の自分の車両と考えた場合に、『交換すべき』と判断に至りましたので交換をすることにしました。
これでようやく登場以来、気になってしょうがなかったGR-XⅡを使えるようになったわけですね♪
一向に触れることがない、もともとヴェゼルにGR-XIを装着していた理由にそろそろ迫ります。
SUV用タイヤやミニバン用タイヤに求められる特性は様々ありますが、重心が高いことからくるふらつきの抑制や偏摩耗抑制が重要なポイントです。
ただ、ワタクシの愛車にはワンオフ(特注)の車高調が装着されており、SUV的なデメリットは、足回りによって改善されています。
更に言うならば、この足回りはレグノGR-XIを使用して自分が運転する事を前提に、約3年をかけて仕様変更を繰り返した特注品でむしろセダン用タイヤと相性ばっちりなわけです。
参考に最近めっきり車を使うことが少なくなっているワタクシですが、6年間での総走行距離は38000km。
冬場スタッドレスタイヤを装着していることを加味しても、30000km以上は使用しているためGR-XIのライフはかなり優秀ですね。
ワタクシ専用のスペシャルダンパーもスペシャルアライメントもハズレではないようです
そんなこんな特殊な事情の愛車に装着されることとなったレグノGR-XⅡですが、そのままつけても面白くない。
と言うことで、サイズを変更してみることにしました。
225/45R18 → 225/50R18
サイズ変更の理由は、またいろいろあるのですがまたの機会に♪
こうして準備をした、NEWタイヤを仕事の合間に装着!
その後には当然の結果が待っています!
ピンポイントで合わせこんでいたダンパーとタイヤですから、タイヤの性能が良いとしても相性が良くない部分が出てきました。
空気圧調整・車高調性・減衰力調整・アライメント調整
もしかしたら再びショックの仕様変更(涙)
これからかける手間や時間・さらには費用。
これを無駄なことと捉えるか、楽しみと捉えるかは感じ方次第ですね♪
当然楽しみと捉えているワタクシは、またコツコツと良いところを探りながら調整を繰り返していきます。
このような特殊な事例がお客様にどこまで役立つかはわかりませんが、できる限りお客様へのフィードバックに心がけております。
そんなわけで、タイヤや足回りのご相談はぜひタイヤ館加古川中央までよろしくお願いいたします。
カテゴリ:タイヤ屋さん店長のうんちく話
担当者:宮本