スバル SJ5型 フォレスター アレンザLX100へタイヤ交換&アライメント調整
いつもタイヤ館廿日市のブログをご覧いただきありがとうございます。
こんにちは!廿日市市宮内交差点近く、県道30号線沿いにあるタイヤ館廿日市です。
さて本日の話題はというと、スバル SJ5型 フォレスターにアレンザLX100へ
タイヤ交換&アライメント調整をご用命頂きました!
ありがとうございます!!!
タイヤの銘柄はブリヂストン アレンザLX100で、サイズは225/60R17です。
高次元の静粛性を実現し、SUV専用設計によってふらつきを低減、それに高い耐摩耗性能を持った
プレミアムSUVタイヤですね~(^^♪
乗用車用タイヤにレグノという静粛性と乗り心地に優れたタイヤがありますが、
このLX100はほぼ同じようなトレッドパターンを踏襲し、最新の技術を駆使したレグノの
SUV版といったところでしょうか(^^)/
SUVにお乗りで静粛性能や乗り心地を重視したい方にはピッタリのタイヤとなっております!
きっと満足していただけるであろう商品となっております(^^♪
タイヤについての詳しくはこちらのページを参照ください。
↓こちらをクリック!
https://tire.bridgestone.co.jp/alenza/lx100/
では早速タイヤ交換作業開始です!
まずは古いタイヤを外していきます。
外したタイヤの状態はというと・・・。
残溝平均4.5mmでした。
これくらいでの交換が非常に望ましいですね!
これ以上すり減りますと、新品時と比べウェット性能がガタ落ちします(;´Д`)
タイヤは法的には1.6mmのところにあるスリップサインが露出するまで使用可能ですが、
そこまで使用するのはお勧めできません。
溝が少なくなれば当然、排水性能が落ちるので、雨の日には制動距離が伸び、
非常に危険な思いをすることになります。
新品時の溝深さは、タイヤの種類にもよりますが、およそ8mm程度ございます。
残溝が3~4mm程度まですり減りましたら、交換されることを強くおススメします!
作業続きです。
外したホイールのリム部に付着したカスを清掃します。
指をさしている部分にびっしりと付着してます(上下とも)。
このカスが付着したままタイヤを組み付けますとエア漏れの原因となりますので、
当店では金属たわしでゴシゴシとしっかり綺麗に落とします!
(タイヤ館では必須作業ですが、この作業を行わない店舗が多いのが実情です・・・(*‘∀‘)。)
次に重要なのがエアバルブです。
空気を継ぎ足すところの部品ですね。
バルブもゴム製品ですので、交換を怠ると劣化し、いずれエア漏れを起こします。
小さな部品ですが、タイヤ同様非常に重要な部品です!
それにバルブは、タイヤとホイールをばらさない限り、普段絶対に交換できない部品ですので、
タイヤとホイールをばらしたこの機会に新品に交換します!
(バルブは有料です)
交換清掃後はタイヤを組み付けていきます。
チェンジャーヘルパーを使用し組み付けていきますが、ヘルパーがホイールに直接触れる部分には、
お客様の大切なホイールにキズが付かぬようウェスで保護して慎重に組付けていきます!
組付け後はエア充填作業ですが、充填作業は危険が伴います!
必ず安全囲いの中で充填します。
充填後はビードがしっかりフィットしているかと、コアからの漏れがないかどうかを必ずチェックします!
続いてはバランス調整ですね。
ご覧のようにホイールイン側10g、アウト側25gのアンマッチが出てます。
たかだか10~25gと思いますが、このアンマッチが走行中にハンドルのブレ(シミー)等に
繋がったり、サスペンションやブッシュなどに負担がかかり、
人間にとっても車にとってもよくありません!
なのでアンマッチ0gまできっちりと調整します!
これでバッチリですね!
続いては車体に取り付けですが、ここでもひと手間加えます!
センターフィット取り付けです!
車のハブボルトとホイールの受け側の穴はピッタリではありません。
いわゆる若干のアソビがあります。
そのため取り付け時にズレたままナットを締め付けますと、先ほどバランス調整したにもかかわらず、
取り付けのズレでブレや振動の原因となります(;'∀')
しかしこのマシンをタイヤに装着し、特殊な超微振動を与えながらナットを徐々に締め付けていきますと、
車軸のど真ん中に取り付けでき、ブレや振動の原因を排除できます!
超スグレモノマシンです(^^)/
当店こだわり作業の一つです!
最後は車両メーカー指定のトルク値で、規定値にてトルクレンチで締め付けします!
続いては、最終仕上げの匠の技 アライメント調整です。
タイヤ交換後にアライメント調整すれば、タイヤの性能もフルに発揮できるし長持ちもします!
それにお車のためにも優しいですからね(^^)/
まずは現状を測定してみましょう!(人間でいうレントゲン写真を撮る感じです)
気になる数値はというと・・・。
おお~そこまで大きなズレはないですね(^^♪
ただ指をさしてる部分が前輪キャンバー角ですが、若干基準値を外れ、ネガティブキャンバー気味です。
他はグリーンゾーンですが、若干の修正が必要ですね。
この型のお車は前輪左右キャンバー、前輪左右トー、後輪左右トー調整可能な、
合計6か所調整可能なお車です(^^)/
まずはセオリー通り、リアの調整からです。
リアはこちらの偏芯カムを回して調整していきます!
ブレブレですいません・・・。
リア左右を終わらせ、フロントの調整です。
フロントキャンバーはストラットのキャンバーボルトで調整ですが、奥まったところにあり、
写真を撮れませんのであしからず。
続いては、フロントのトー調整です。
いつものタイロッド(ステアリングロッド)をまわして調整していきます!
原理は至ってシンプルです!ロックナットを緩め、ロッドを伸び縮みさせて調整していくのですが、
原理はシンプルでも調整は目視ではよほど作業に慣れた人間でも限界があります・・・。
また他の偏芯カム等も同じで、目視では限界があります・・・。
かくいう私も無理です(;´Д`)
ここはテスターを使用して画面を見ながら角度調整するのが確実かつ正確です!
ではサクサクっと調整後は・・・。
オールグリーンです!
スラスト角も0°でバッチリですね!(^^)!
調整後の試走も問題ありませんでした!
これでタイヤの性能をフルに発揮できる状態になりました!
ここまで一人での作業でしたので120分でした。
大変お待たせしました!!!
タイヤ慣らし走行後の100km点検等またのお越しをお待ちしております!
フォレスターのタイヤ交換&アライメント調整はタイヤ館廿日市へお任せください(@^^)/~~~
皆様のご来店スタッフ一同心よりお待ち致しております!
タイヤ館廿日市のお問い合わせはコチラ
PHONE:0829-20-2260
アライメント(特にトー角度)がズレている場合、車検の項目のサイドスリップテストで
不合格になる場合がございます!
そうすると時間も費用もかなり掛かることになります(;'∀')
一概には言えませんが、走行距離が5万キロを超えてるお車、縁石等何かにぶつけた記憶が
あるお車、過酷な道路状況(ガタガタ道、未舗装道路)の利用が多い方などのお車は
一度測定してみることをお勧めします!
またアライメント不良の症状として、ハンドルセンターがどちらかに傾いてる、車がまっすぐ
走らない(右や左に勝手に進む)、タイヤが偏摩耗するといった事例がみられます。
最新のお車はホンダセンシング、アイサイト等安全運転サポートシステムが備わっています。
サポカーというやつですね。サポカーはアライメント不良ですと、正常にシステムが発揮できない
可能性がありますので要注意です!
せっかくの最新技術を十分に発揮させるためにもアライメント調整をお勧めします!(^^)!
アライメントについての詳しくはこちらのページを参照ください。
気になる方はチェックしてみてください!
↓こちらをクリック!
カテゴリ:アライメント調整
担当者:くまもと