サービス事例 / 2022年7月18日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

エアコン添加剤施工エアコン今日はいつもと違います!?

【トヨタ カローラツーリング ホイール パーツ取付 > 各種用品取付】
2022年7月18日

浜松市中区東伊場にあります

ブリヂストンタイヤの専門店

タイヤ館浜松中央店です。

 

本日カローラツーリングのエアコン添加剤を施工しました!

 

 

 

ただしこの車のエアコン添加剤はいつもいれてる

 

青いヤツ

 

 

ではなく、なんとな~く怪しいこのビン('Д')

 

 

そういつもと違うんです。

 

何が違うかというと

 

いつもの青い添加剤にはR134a専用

 

 

と書かれています。

 

そしてこのビンにはR-1234yf

 

 

と書かれています。

 

ではカローラは………

 

 

「R1234yf」でした。

 

R134aと「R1234yf

 

何が違うかというと詳しくは

 

「タイヤ館師勝」店のHPに詳しく書かれていました。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

そんなカーエアコンでも現在話題になってきているのが

 

新冷媒ガス「R1234yf」

 

 

 

 

 

近年の新車で、次々採用されてきています。

 

 

90年代中旬から2019年頃までのエアコンシステムでは

 

主に「R134a (HFC-R134a)」という冷媒ガスが使用されていました。

 

 

地球環境保護対策として、代替冷媒が開発されていましたが

 

そこに登場したのが、R1234yf (HFO-1234yf)

 

 

 

 

温暖化係数が、R134aが1410に対してR1234yfは1以下

 

環境にやさしいものになり、一応大気開放も可能なガスのようですが「可燃性」なので

 

整備の際は、今までと変わらず専用回収機で回収した方が良さそうです(´・ω・`)

 

 

 

とはいえ、特性はR134aと似ているR1234yfですが

 

大気開放しても大きな問題ではないほど環境には良くなったみたいですね!

 

 

 

1台1台についているエアコンも、車の台数は増え続けているので

 

少しでも有害性が低くなれば、大きな環境対策にもなります!

 

 

 

さて、自分の車はどっち? となった時に、調べる方法ですが

 

 

 

自車に使用されている冷媒システムを確認するにはボンネットを開けましょう

 

 

 

ボンネット裏にエアコンシステムの表記シールが貼ってありますね!

 

これは使用される冷媒ガスに関係なく付いています。

 

 

 

 

よく見ると、冷媒ガスの切り替えに伴いコンプレッサーオイルも変わっており

PAGオイル (ND12)オイルが入っています。

 

 

これまでのR134aのコンプレッサーオイルには、PAGオイル(ND8)や

 

また、ハイブリッド・EV車用には絶縁性のあるPOEオイル(ND11)が使用されていますので

 

オイルもこれまでと互換性はありません。

 

 

 

 

 

 

R1234yfとR134a

 

基本的に互換性はないので、R134用のツールの誤装着の心配はないようです。

 

 

 

 

エアコン添加剤などを扱う当店など、お店が気を付けていかなければならない部分ですが

 

チャージングバルブが大きくなり今までのR134a用ジョイントは合いません。

 

 

 

互換性がないこともあり、R1234yf関連製品を取り扱う場合は専用品が必要となりますので

 

誤って使用してしまったり、他のガスやオイルが混じることは無さそうですね。

 

 

 

 

 

 

配管自体はR134aと似ています

 

 

 

これはRAV4の、エアコンシステム低圧側と高圧側のホースです。

 

 

見た目はあまり変わりませんが、ホースにセンサー(?)が接続されていますね。

 

ジョイントキャップも形が変わっています。

 

 

 

 

R12→R134aの代替の際も見た目はほとんど変わらなかったので

 

あの時代で、すでにカーエアコンの配管は完成されている感じがしますね (´ω`)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、R1234yfは環境にやさしくなり良いことづくめな一方、R134aと比べて

 

 

非常に高価だそうです。

 

 

 

まだ採用されて間もないですからね・・・

 

 

 

ですが、JATMA 日本自動車工業会では、2023年までにすべての新車での

 

採用を目標にしてるとのことですので、これから普及していけば

 

価格は下がっていくものと思われます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当店では、R134a用エアコン添加剤取扱いしておりますが

 

当然のこと、新規格R1234yfや、~90年代前半までの旧規格R12の冷媒システムには

 

対応しておりませんので、ご注意ください。

 

 

 

 

新冷媒ガス「R1234yf (HFO-1234yf)」のお話でした (´-ω-`)

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

以上となります。

 

当店でもR1234yfの取り扱いが

 

始まったので、お気軽にお申し付けください。

 

詳しくは店頭スタッフまで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

カテゴリ:各種用品取付け 

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