スタッフ日記

スタッフがさまざまなテーマでクルマに関する情報をお伝えします。

雪降る夜の恐怖体験

2008年2月26日

 2月某日、東京には珍しく雪が積もった日の出来事だった。

冬タイヤ需要も落ち着きだした頃だったので、雪が積もりはじめると客足も徐々に途絶え、車の通りもまばらになり、シーズン初頭のような慌しさもほとんどなく定刻どおりに店を閉めることができた。さあ帰ろうかと車に乗り込み、スタッフ一人と店長と、計3人を乗せたマイLEGACYはゆっくりと走り出した。タイヤはもちろん、ブリザックREVO1である。しかし、4×4+ブリザックだからといって過信はしない。天下の往来、日本の大動脈である甲州街道が圧雪路になるような本降りである。ぶっちゃけこんな本格的な雪道を運転するのは初めてに等しいので、最初のうちは恐る恐る手探り状態で走り出したが、すぐにブリザックの実力を目の当たりにすることになった。意外と普通に走れてしまうのだ。もちろんそれなりに慎重かつ、周りの流れに合わせるスピードの範囲での話だ。さすがはREVO1 などと思いつつ一人を家の近くまで送り、次の目的地に向け順調に走行していた。

 とある陸橋にさしかかったときに事件は起きた!前走車に続きゆっくりと坂を上り、下り始めたとき自分の目を疑った。なんと、バックランプが点灯していたのだ!ブレーキは踏んでいない。車は前に進んでいる。しかしシフトはRの位置!?!?タイヤは空転していないのか?ミッションは壊れないのか?坂を下りきったら突然バックしないのか?一瞬でいろいろ考え、とりあえず車間距離を多めにとりようすを見ていたが、陸橋を渡り終えると何事も無かったかの様に普通に走り去ってしまった。免許を取ってから10年以上経ったが、こんなにも奇妙な車を見たのは初めてだった。狐につままれた様な気分とは、こういうことを言うのだろうか…  2008年初の恐怖体験でした。

担当者:いいじま

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