オールシーズンタイヤ交換作業 スズキ・ワゴンR
夏用タイヤを購入のご相談のためご来店いただきました。ご商談の中でスタッドレスタイヤは保有していないとのこと。しかし、冬の降雪には心配があるとのこと。そこでオールシーズンタイヤのご提案をさせていただき、シーズンごとの履き替え不要で雪が降っても走行のできるオールシーズンタイヤに交換させていただきました。
<<作業詳細>>
車種:スズキ・ワゴンR
タイヤ銘柄:ブリヂストン オールシーズンタイヤ「マルチウェザー」
タイヤサイズ:155/65R14
ブリヂストンのオールシーズンタイヤ「マルチウェザー」は現在、どこのお店でも購入できるタイヤではありません。「タイヤ館」「コクピット」などのブリヂストン専門店でしか販売していないタイヤなんです。
オールシーズンタイヤとはいえ、唯一、走行できない道路状況があります。それは、「凍結路面」。
雪上性能と夏タイヤ性能を両立させたタイヤ。
1年中、履きっぱなしOK
<<夏用タイヤとして・・・>>
ブリヂストンの新車装着タイヤと性能がほぼ同じで夏タイヤとしてしっかり走行でき、尚且つ、いざという時の降雪時でも安心して走行できるタイヤなんです。
燃費性能は、やや下がるものの乗り心地や長持ちの性能はほぼ変わりません。
<<雪上性能は・・・>>
急な降雪時でも、慌てず安心しておクルマでの移動が可能に。
高い雪上性能アリ!
〇 浅雪路面
〇 圧雪路面
〇 シャーベット状路面
上記の「雪レベル」の路面であれば走行可能
一方で、
✖ 氷上走行、及び、氷上ブレーキ性能
オールシーズンとは言え、弱点もあります。路面凍結(アイスバーン状態)には対応していないという事。凍結した道では、加速・曲がる・減速といったコントロールが困難で、スタッドレスタイヤと比較してもとても弱いというデメリットがあります。
あくまで夏タイヤの延長線上にあるタイヤとしての位置付けで、タイヤのゴムのコンパウンドは夏タイヤであってスタッドレスタイヤとは全く異なります。
ライフスタイルに合わせたタイヤ選択を
基本的に雪が降り続いていたり、路面が凍結している場合にはクルマを運転しないという方向けのタイヤです。もし出先で突然雪が降ってきた時、自宅まで帰ることができるタイヤという位置付けです。
冬のレジャー(スキー・スノーボード・登山・キャンプ)をされる方はスタッドレスタイヤの購入がベスト。また、高速道路を頻繁に使われる方もスタッドレスタイヤで走行される方が良いでしょう。(高速道路は山間部を通っていることが多かったり、高架、橋梁、トンネルも多いので路面凍結しやすい区間も多いため)
気温が低下し路面凍結しやすい深夜早朝に運転される方もスタッドレスタイヤ装着の方が安心です。
ご自身のライフスタイルに合わせたベストなタイヤ選択を。
タイヤ交換作業
↓ ホイールから古いタイヤを剥がし新品タイヤを組み付けます。
↓ 新品タイヤを組み込む前に、ホイールのリム部に付着したタイヤのゴム跡を削り落とします。タイヤ跡が残っているとそこから空気漏れする可能性があるためキレイに磨き上げます。
↓ バランス調整。走行中のハンドルのブレや振動を抑える効果があります。回転させてズレを測定しズレが生じていればウェイト(鉄製の錘)で補正します。
防錆コーティング
サビはクルマにとって大敵。金属を多く使っているクルマなのでサビが原因で破損や故障、安心安全走行に支障をきたす原因になってしまうことも多いのです。
ハブ部(車両側とタイヤホイールとの結合部)のサビは、ハンドルのブレや振動を引き起こすことがあり、安定走行を損なうこともあります。
その対策として、タイヤ館安城店は、『ハブ部の防錆コーティング』をオススメしています。
ホイールのセンターキャップやカバー等の隙間から、ハブ部に雨や水が浸入して、その水が抜けきれなかったりすると、金属製のハブにサビが発生します。
そのサビの影響でハンドルのブレ、振動が起こったり、固着してタイヤホイールが外れなくなったりします。
サビがひどくなる前に施工し、定期的に再施工を継続して良い状態をキープしましょう。
防錆コーティング作業工程は、タイヤホイールをクルマから外し、ハブ部に付着しているサビを削り落とし、サビの発生を抑えるコーティング剤を塗ります。タイヤホイールを付け直し完了という流れです。
↓ 車両に取り付ける前に『ハブ部の防錆コーティング』
<<Before>>
↓ 1ヶ所ずつ丁寧に仕上げます。
↓ サビ落とし&防錆コート完了
<<After>>
最終仕上げ
タイヤワックスをタイヤのサイド部に塗ってピカピカに艶出しをし、ホイールの汚れを拭き取ったら作業完了です。
タイヤ館 安城
住所:446-0059愛知県安城市三河安城本町2-7-23
カテゴリ:タイヤ交換 オールシーズンタイヤ 防錆施工
担当者:いがらし