エンジンを守る「冷却水の通り道」・ラジエーターホース交換しました!
皆さんこんにちは、隅内です。
茨城県は今日からまた暑さが復活ッッ!!お客様のお車も、この暑さのせいか思わぬところの故障が頻発しています。そんな中、本日はダイハツ・ミラのラジエーターホースを交換しました。
ラジエーターホースとは、エンジンを冷やし、オーバーヒートから守る役割を果たすエンジン冷却水(LLC)の通り道になるゴムホースなのですが、長くお車を使っていく中でどうしても劣化をしてしまい、最悪冷却水漏れにつながることもあります。トラブルの芽は事前に摘み取ってしまいましょう!
写真一枚目、私が指差している個所から冷却水が微量の漏れを起こしてしまっています。
ホースバンドにて締まってはいるのですが、ゴムであるホースが経年劣化で痩せてしまい、わずかな隙間から徐々に冷却水が漏れだしています。さらにホースを外してみると、ホースを差し込むエンジン側も、固まった冷却水によってボコボコ状態に・・・。ホース交換前に、綺麗に清掃しました。
写真二・三枚目、新品と使用品の比較。使用品はホース内径が広がってしまい、隙間が出てしまう状態です。
そして写真四枚目、新品への交換が完了!新しい冷却水を補充し、エア抜きもバッチリ!
冷却水の漏れトラブルは意外に多いんです。使用年数が10年近かったり、走行距離が10万㎞を超えたりすると特に。もし、「最近エンジンルームから甘いにおいがする」と言うような事があったら、すぐに冷却水漏れを疑ったほうがいいですよ!今回は事前に対処できましたが、冷却水が全く無いまま走行してしまうと、最悪エンジンが壊れてしまいます。冷却水は定期的にチェックしましょう!!
担当:隅内