サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

エンジンオイルの交換目安はどのくらい!?おクルマのコンディションを維持するためには定期的なオイル交換を!!

【メンテナンス商品 オイル関連 > エンジンオイル交換】
2022年5月20日

エンジンオイル交換目安

クルマは消耗品のかたまり、なんて言い方をすることもありますが、愛車のコンディションを維持していく上で定期的に交換が必要なものと言えば、何を思い浮かべますか?

 

専門店として一番気になるものと言えばタイヤなんですが、お客さまのなかには「バッテリー上がりでクルマが動かなくなったことがあって、もうあんな思いはしたくない!!」なんて経験をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。

 

バッテリーは経年劣化で性能が徐々に低下し、突然エンジンがかからなくなることがありますので、23年使用されている場合は交換を見据えつつ点検が必要ですね。

 

兆しが見える前の、ひと足早めの交換もおすすめです。

 

そして、タイヤやバッテリーよりも交換頻度が高いのに、ついついサボってしまいがちなのがエンジンオイルの交換です。

 

 

エンジンオイルの働きと交換目安は?

エンジンオイルの働きは、「潤滑」「密封」「清浄分散」「冷却」「防錆・防蝕」。

 

これを「5大作用」なんて呼んだりしますが、より簡単に説明すれば、エンジンを保護し、また動作をスムーズにする作用、そして冷却する作用です。

 

当店では、エンジンオイル交換も得意なのですが、交換の目安を3,000km5,000km走行毎、もしくは3ヶ月〜6ヶ月にておすすめしています

 

クルマの使用状況により劣化の度合いは異なりますので、エンジンのコンディションを良好に保つためには、やはり早め早めの交換を推奨しています。

 

 

タイヤ交換だけでなくエンジンオイル交換も当店におまかせください!!

 タイヤ館では、タイヤ交換だけでなくエンジンオイル交換をはじめとした、おクルマのメンテナンスもご依頼いただけます。

 

お気軽にご依頼いただけるように、当店でのオイル交換の手順をご紹介いたします。

 

 

交換前にエンジンオイルの量と汚れをチェック!

エンジンオイルの汚れをチェック

 

まず交換前にオイルの量と汚れをチェックし、点検結果をお客さまに報告します。

 

オイルフィラーキャップを外し、キズ等の痛みや水の混入を示す症状が無いか?といったことを確認します。

 

またオイルを抜くドレンボルト部のオイル漏れの確認も行います。

 

 

エンジンオイルを抜いてドレンパッキンを交換

エンジンオイル交換

 

次にドレンボルトを外し、オイルを抜きます。外したドレンボルトに、変形やキズがないかを必ずチェックします。一部車両を除き、ドレンパッキンは毎回交換します。

 

 

オイルエレメント交換はエンジンオイル交換の2回に1回がおすすめ!

オイル交換

 

エンジンオイルは使用していると酸化し、カーボンやゴミなどで汚れが進みます。

エンジン内のオイルをできるだけクリーンに保つため、オイルの不純物を取り除くろ過フィルターが「オイルエレメント(フィルター)」です。

 

フィルターが汚れると燃費が悪くなったり、エンジンのパワーダウンにつながりますので、オイルエレメントの交換はオイル交換2回に1回のペースで行うことをおすすめしています

 

 

エンジンオイルを注入して最終チェック

エンジンオイル交換

 

規定量のエンジンオイルを注入します。

 

エンジンオイル交換

 

最後にドレンボルトからのオイル漏れなどの最終チェックを行います。

 

さらにエンジンオイル交換の際には、使用していた古いエンジンオイルを抜いてから、洗浄能力の高いフラッシングオイルを入れ一定時間アイドリングすることで、エンジン内に溜まった汚れを落とす「エンジンフラッシング」もご用意しています(エンジンフラッシングは、エンジンオイルとオイルエレメントの交換が必要になります)。

 

 

エンジンオイルの規格って何?エンジンオイルの選び方は?

エンジンオイル交換を承った際に、「どんなエンジンオイルが、このクルマにピッタリなの?」というご質問を受けることがあります。

 

そう、エンジンオイルにはさまざまなメーカー、ブランドがあり、そして「規格」があるんです。

 

 

推奨オイル規格はクルマの取扱説明書をチェック!

あまり目を通すことはないかもしれませんが、多くのクルマは取扱説明書に推奨オイル規格が記載されています。

 

5W-30」とか「10W-30」という表記を目にしたことはありませんか?

 

これはエンジンオイルにも記載されているので、おクルマにあった規格を選んでいただくことが基本になります。

 

 

エンジンオイル規格の表記はオイルの粘度を示している

このエンジンオイル規格の表記は、Wの前の数字が低温側(エンジン始動時)の粘度を示していて、数字が小さいほど低温時でもエンジンオイルが硬くなりにくく始動性もよいことになります。

 

また、-(ハイフン)のあとの数字は高温側(走行時)の粘度を示していて、数字が大きいほど粘度が高くなります。

 

つまり数字が大きいほど高温になっても粘度を保つことができるので、高回転を使用することが多いハイパフォーマンスエンジンは、内部を保護するために粘度の高いオイルの使用が求められます。

 

 

プリウスやアクアなどのエコカーやハイブリッドカーは低粘度のオイルを推奨!

その一方で、粘り気が強く硬いエンジンオイルはエンジン内での抵抗が大きくなり、省燃費性能がいいとは言えません。

 

そこで最近のエコカーやハイブリッド車などは、サラサラで軟らかいエンジンオイルの使用が指定されている場合が多いんです。

 

0W-20」「5W-20」「5W-30」といった規格がこれにあたりますね。

 

また、現行のプリウスなどは、さらに低粘度な0W-16Wを使用しています。

 

省燃費車にはこういった低粘度の推奨オイルを使用しないと、燃費が悪くなることがありますので、エンジンオイル交換の際には注意が必要です。

 

もちろん、ご相談いただければ愛車にぴったりのオイルをお選びいたしますので、お声がけください。

 

 

というわけで、本日はエンジンオイルの交換についてご紹介させていただきました。

 

記事をご覧になって興味を持っていただき、ご来店いただく際には、当店のサイトのTOPページからWEB予約をしていただくと便利ですので是非ご利用ください。

 

お客様のご来店を、スタッフ一同、心よりお待ちしております。

 

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